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新しい視点で○○○を活動する Honryuji

本堂建設BUILDHALL

平成27〔2015〕年1月に本堂建設について動き出してから
本堂建設・御遠忌厳修・記念誌作成・記念品頒布・決算報告が全て完了して
令和2〔2020〕年2月に建設委員会が解散されるまでの
本堂建設委員会や各儀式、工事の様子などを
時系列にまとめました

2020.02.19  建設委員会任期満了

  平成27〔2015〕年10月から
  建設委員会が発足して
  4年4ヶ月の間に
  副委員長と監事、顧問2名の
  計4名が亡くなりました
  建設委員会の最終日に
  追弔会を厳修

  記念誌が出来上がり
  各方面への
  礼状・記念品・記念誌の
  配布完了
  最終会の
  第57回建設委員会での
  決算報告をもって
  委員長が委員会解散を宣言
  この夜は
  会費制の打ち上げで
  大いに盛り上がったのでした



本龍寺本堂建設事業記念誌  2019.12.20発行
※「本堂建設事業浄財志納者御芳名」「本堂備品寄進者御芳名」
 「本堂建設委員会会計収支報告」のページはカットしてあります


2019.08.29  石樋と掲示板

  本堂の西半分には
  9本の竪樋(たてどい)があり
  土台である犬走りに
  直接雨が落ちます
  そこで
  バルチックブラウンの
  御影石で樋(とい)を作り
  水受けにしました



  住職の実姉が
  4ヶ所の掲示板を
  秋色に
  変えてくれました
  本堂内に
  彼岸花=曼珠沙華
  (まんじゅしゃげ)が
  咲き揃いました


2019.07.21  掲示板の充実

  6月に
  本堂内掲示板を
  3ヶ所設置しましたが
  今月もう1枚追加して
  堂内の4隅に
  掲示板を配置して
  法語を充実させる
  こととなりました



  加えて
  美術の教諭である
  住職の実姉が
  季節ごとの
  ペーパーアートを提供
  季節感に溢れた
  ちょっとお洒落な
  掲示が楽しめます



  後方左手には
  「本龍俳壇」に
  投句が出来るコーナーと
  情報提供コーナー
  現在は
  子ねこの里親募集中
  諸情報を発信したい方が
  自由に利用できます


2019.06.21  記念碑の設置

  天水鉢設置と
  本堂前の整地が
  完了しました
  来週火曜には
  銅製の樋(とい)
  4箇所の
  取り付けが
  行われます



  本玄関と本堂の間に
  本堂建設記念碑が
  設置されました
  表には建設までの経緯と
  本堂の仕様・規模が
  裏面には
  建設委員会の委員名が
  刻まれています


2019.06.19  天水鉢の設置

  天水鉢(てんすいばち)とは
  雨水(うすい)タンクのこと
  雨水をためて
  防火用として利用します
  拙寺には約240年前の
  天水鉢が現存しており
  歴史の証人となっています
  ※2016.10.06記事参照



  本堂正面には
  お二人の方が
  新しい天水鉢を
  寄贈して下さることになり
  古いものは
  南北の妻(つま)屋根の
  雨水受けとして
  再利用します



  天水鉢は防火以外に
  打ち水用としての
  役割もあります
  わざと配水管を設けず
  雨水をオーバーフローさせて
  地面を潤すことにより
  高温と乾燥から
  建物を保護するのです


2019.06.10  掲示板設置

  本堂内に
  2メートル×1メートルの
  ホワイトボードを
  3ヶ所設置しました
  前方向かって右は
  行事予定や報告写真
  新聞やネット記事など
  時事に沿った掲示板



  後方右手は
  法語を中心とした
  掲示板
  そして
  後方左手には
  新発想の
  季節コーナーを企画中
  お楽しみに


2019.06.04  正面階段手すり設置

  御遠忌が終わり
  本堂建設事業の
  資金的全体像が
  確定しつつある中で
  保留になっていた
  外構工事の
  総仕上げを
  始めます



  まずは要望の多かった
  向拝(ごはい)階段の
  手すりの設置
  4本ある向拝柱の
  内側2本の前後に
  総ステンレス製の
  手すりが4箇所
  取り付けられました


2019.04.23  避雷帯設置
  大屋根の最上部
  大棟(おおむね)に
  幅25ミリ
  厚さ3ミリの
  銅製受雷帯が
  設置されました
  銅製ベルトと
  瓦にボルトで直留めした
  取付け金具で
  二重にガッチリと
  固定されました

  屋根上の
  全ての受雷帯は
  銅製のアース線で結ばれ
  雷の大電流を
  本堂南の地中へ
  導きます
  多量の電流と電荷を
  大地に流し込むため
  他のアースとは
  完全に独立して
  設けてあります

  接地抵抗を低くするため
  直径14ミリの
  銅製アース棒
  長さ10メートルを2本
  長さ15メートルを2本
  対角線に地中へ打ち込み
  土壌との接触面積を
  多くするために
  90センチ四方の
  銅製接地板を
  土中に埋設しました

2019.04.22  避雷帯取付け金具
  落雷から
  建物を守るための
  避雷針は
  大きな屋根の場合
  巨大なものを
  それも複数箇所に
  設置しなければ
  なりません
  そこで拙寺では
  避雷帯(たい)を
  採用します

  大屋根の大棟(おおむね)
  内陣屋根の大棟と
  降り棟(くだりむね)に
  銅製の受雷帯を
  設置します
  これで本堂全体が
  保護角60度内に
  納まります
  左は大棟を抱える
  1メートル間隔の
  銅製ベルト

      

2019.04.19  再び足場設置

  主要な建設工事が
  一段落し
  御遠忌法要も無事に
  勤めさせて頂きました
  本堂建設事業は
  次のステップに進みます
  本龍寺は463年前
  落雷によって
  本堂を焼失しています



  そこで梅雨が来る前に
  落雷対策のための
  足場工事が始まりました
  避雷針ではなく
  棟瓦(むねがわら)に
  金属の帯を設置する
  避雷帯(たい)を採用
  左の写真は
  安全のための「忍者ばしご」


2019.03.30〜31  御遠忌法要




  拙寺新聞
  『聞(もん)』第69号
  「御遠忌特集号」
















2019.03.21  沓脱ぎ石

  本玄関に
  沓(くつ)脱ぎ石が
  やって来ました
  岡崎産の御影石
  左は石の裏側で
  クサビを打ち込んだ
  刃穴(はあな)が
  並んでいます



  石の下面は
  平らに加工
  してあるのですが
  この石の
  最大の特徴は
  上面と前面と両側面が
  割肌(わりはだ)のまま
  無加工ということ



  木材でいう
  柾目(まさめ)のように
  素性の良さから
  綺麗に平らに割れた面が
  自然の風合いと貫禄を
  醸し出しています
  江戸時代の陣屋の
  玄関に見えたりして


2019.03.13  整地と事務所撤去

  天水鉢の設置など
  排水工事は
  後回しにして
  御遠忌に備えて
  本玄関前と
  参道周辺の
  整地工事が
  行われました



  境内東の
  建設事務所も
  1年9ヶ月の
  役目を終えて
  撤去されました
  境内が
  広く平らに明るく
  なりました


2019.03.06  本玄関の完成

  本玄関と
  本堂と同朋会館の間の
  渡り廊下工事が
  ほぼ完了しました
  防犯・防火のため
  サッシにはすべて
  電動シャッターが
  取り付けられました



  渡り廊下を
  本堂側から見た図
  段差は50センチ
  スロープに
  手すりがついて
  車椅子も配備
  通路にはセンサー付き
  シャッターを設置


2019.03.01  本玄関竣工式

  3月末に
  御遠忌が勤まることで
  今年の春季彼岸会は
  3月1〜2日の午後に開催
  その前に
  感謝のお勤めと
  焼香をしてから

  本玄関を
  使わせて頂こうと
  お彼岸前の午前中に
  建設委員だけで
  竣工式を行いました
  一部の工事が
  残っているものの
  広い広い渡り廊下に
  歓声が上がっていました


2019.02.24  第1回御遠忌実行委員会

  建設委員・世話方・同行
  各法話会会長など
  総勢65名での
  初めての全体会
  今後ボアンティアを含めて
  総スタッフ数は
  約200名近くになる予定
  「全員参加」が合言葉


2019.02.23  渡り廊下

  同朋(どうぼう)会館から
  本堂への渡り廊下が
  2間(けん)の幅で
  つながりました
  床板はナラガシ材
  広々としてロビーのよう
  週が明けると
  手すりが取り付きます


2019.02.15  本玄関

  本堂と
  同朋(どうぼう)会館を
  2間(けん)幅の廊下でつなぐ
  渡り廊下と
  東向き本玄関を建設中

  唐破風(からはふ)の
  瓦葺(かわらぶ)き工事と
  雀口(すずめぐち)の
  漆喰(しっくい)工事が
  完了しました
  格式と威厳のある
  風格が漂います

  本玄関の土間には
  なんと一面すべてが
  神代杉(じんだいすぎ)の
  天井01.25付記事の
  来迎壁(らいごうかべ)の
  浮造(うづく)り
  虎杢(とらもく)引戸板と
  共木(ともぎ)とか

        神代杉天井

2019.02.06  欄間

  南北の余間(よま)の上に
  欄間(らんま)が
  納まりました
  千年杉の千年障子は
  2間(けん)の一枚板という
  非常に貴重な素材
  それを上下に連続して配置
  枠には
  神代杉(じんだいすぎ)を
  象嵌(ぞうがん)という
 技法ではめ込んであります
 息をのむ逸品です















        「千年障子」と「欄間」

 

2019.01.25  引戸

  阿弥陀さまが
  安置されている
  宮殿・須弥壇(しゅみだん)の
  後ろの壁を
  来迎壁(らいごうかべ)と
  言います
  そこに本日
  引き戸が収まりました



  神代杉(じんだいすぎ)
  浮造(うづく)り一枚板
  虎杢(とらもく)
  これは土中に数百年も
  埋もれていた杉材で
  火山灰の中に埋没したもの
  ともいわれます
  圧倒される逸品です


       神代杉引戸

2019.01.16  折障子

  内陣・余間と
  外陣を仕切る折戸が
  納められました
  一般的な本堂は
  金障子(きんしょうじ)ですが
  外陣を舞台として活用するため
  パネル形式の折戸を
  要望しておりましたが

  篤信者のご尽力で
  鶴岡八幡宮の千年杉
  浮造(うづく)り一枚板の
  折戸一式が納入されました
  まさに圧巻!

      「千年障子」と命名

2019.01.10  お朝事と日の出

  朝7時10分過ぎ
  お朝事の最中に
  本堂内陣へ
  初めて朝日が
  飛び込んできました
  内陣全体が
  まるで金色に
  輝いているようでした


2018.12.24  金灯籠と前卓

  ちょっと遅れて
  中尊前(ちゅうそんぜん)と
  祖師前(そしぜん)の
  金灯籠(きんとうろう)が
  納入されました
  既存の修復品です
  これで荘厳が
  すべて揃いました



  前卓(まえじょく)は
  本龍寺オリジナル品
  阿弥陀経に出てくる
  六鳥(ろくちょう)が
  描かれています
  京都・若林仏具製作所も
  「弊社史上初めて」と
  仰っていました


2018.12.21  唐破風としんらん音頭

  本玄関の
  唐破風(からはふ)
  形状は秀吉が建てた
  聚楽第(じゅらくだい)の
  一部ともいわれる
  国宝の西本願寺
  飛雲閣(ひうんかく)の
  曲線ラインを参考に
  設計されています


  来年3月の御遠忌法要
  慶讃(きょうさん)イベント
  しんらん音頭が
  本龍寺では30年ぶりに
  復活します
  その第1回公式練習が
  行われました
  女性陣の熱気がすごいです


2018.12.19  浜縁と本玄関

  浜縁の欄干(らんかん)が
  完成しました
  総檜(ひのき)材製
  また浜縁すべてに
  スノコを敷いて
  もらいました
  外側をぐるりと
  回ることができます



  本玄関の造作も
  ここまで進みました
  本堂と
  既存の同朋会館との
  バランスを絶妙にした
  格式の高い
  本格的な造りです
  前本堂材も各所に使用


2018.12.13  本堂点描

  浜縁の欄干(らんかん)と
  本玄関・渡り廊下は
  現在工事中とは言え
  本堂内部はほぼ完成
  左は内陣の様子
  放送設備がまだなので
  写っているマイクは
  同朋会館の流用



  左は常夜灯の様子
  11月26日の記事と
  決定的に違うのは
  御本尊がおられる点
  写真だと明るく見えますが
  実際には薄ぼんやりと
  浮かんで見えます
  ぜひ夜間にお参り下さい


2018.12.05  御本尊還座式

  2年2ヶ月の間
  仮本堂だった
  同朋(どうぼう)会館から
  新しい本堂へ
  御本尊にお還り頂く
  還座(げんざ)式が
  厳粛・盛大に
  行われました



  参詣者約240名とともに
  お輿(こし)に
  乗せられた御本尊の
  ご移徙(いし)を見守り
  読経・焼香・挨拶
  乾杯・記念撮影と
  笑顔が溢れました
    御本尊還座式


2018.11.27  椅子搬入

  岐阜県土岐市の
  「みのはん」さんが
  背面テーブル付の
  本龍寺オリジナル椅子を
  本堂200脚
  同朋会館50脚の
  計250脚
  納めてくれました



  岩原取締役専務が
  住職のわがままを
  プロとして
  意匠し形にされた
  力作であり逸品です
  もちろん現在は
  「みのはん」商品として
  販売されています


  

2018.11.26  常夜灯

  照明とスイッチ類が整い
  いろんなパターンをテスト中
  左は夜間に常夜灯だけ
  点灯した状態を
  正面サッシの外から見た図
  一晩中
  本堂の外からも
  お参りできます


2018.11.23  荘厳・仏具一式

  京都の
  若林仏具製作所さんが
  本堂の荘厳(しょうごん)と
  仏具一式を納めてくれました
  一部新調品もありますが
  基本的には
  前本堂のものを
  修復して使用します



  内陣(ないじん)
  余間(よま)
  外陣(げじん)には
  紋縁(もんべり)畳も
  入りました
  来る報恩講(ほうおんこう)
  仕様になっています
  いよいよという感じです


2018.11.20  建具と渡り廊下

  建具(たてぐ)が
  入ってきました
  左は南余間の襖(ふすま)
  華(はな)部屋や
  後堂(ごどう)の
  収納戸には
  米ヒバの板戸が
  取り付けられました



  新本堂と
  同朋(どうぼう)会館は
  2間(けん)幅の
  廊下で繋がります
  ここに東向き
  唐破風(からはふ)の
  本玄関が作られます
  完成は来年2月


2018.11.19  浜縁と外階段

  浜縁(はまえん)と
  向拝(ごはい)の
  土間部分に
  コンクリートを
  打設しました
  出ているボルトには
  欄干(らんかん)が
  据えられます



  浜縁の南側は
  石板を用いた
  階段が付きました
  誰でも自由に使えますが
  奥に華(はな)部屋を
  控えたこの場所は
  「仏華の会」の
  活動拠点となります


2018.11.15  金箔と外陣

  内陣(ないじん)と
  余間(よま)の
  金箔処理が
  完了しました
  メンテナンスを考え
  クロス製ですが
  本物の金箔より
  高価なのだとか



  舞台形式の
  外陣(げじん)の様子
  再利用の框(かまち)材の
  長さが足りなかったため
  両端に親柱をつけて
  舞楽(ぶがく)の
  高舞台(たかぶたい)風に
  仕上げました


2018.11.14  工事フェンス撤去

  建設現場を
  グルリと囲っていた
  工事用フェンスが
  すべて撤去され
  本堂全体が
  あらわになりました
  これから外構工事が
  始まります



  基礎梁(はり)の上に
  防火と断熱対策の
  珪酸(けいさん)
  カルシウム板が
  グルリと貼ってあります
  南隣に新しく
  24台分の駐車場も
  出来ました



  本堂内部も
  スッキリ片付いて
  来ました
  21日(水)に
  荘厳(しょうごん)一式が
  24日(土)に
  和紙製の畳が
  入ります


2018.11.01  石階段と内装

  本堂正面
  向拝(ごはい)直前に
  石の階段が
  据え付けられました
  参道の高さより
  3段=45センチで
  向拝の三和土(たたき)に
  上がれます



  仏華の会の活動拠点
  華部屋(はなべや)
  余間(よま)との段差が
  60センチもあるので
  丈夫な移動式階段を
  作ってもらいました
  大きな仏華(ぶっか)を
  ここから搬入します


2018.10.29  鴨居と長押

  竣工まで
  あと約1ヶ月となり
  内装の仕上げが
  大詰めとなっています
  今は余間(よま)の
  板鴨居(いたがもい)と
  長押(なげし)の
  取付けです



  長押(なげし)というのは
  断面が三角形だと
  思い込んでいましたが
  構造的補強材と
  位置付けているそうです
  等間隔に刻まれた
  三角形の溝は
  取付け用釘彫(くぎぼ)り



  余間(よま)の床下
  基礎梁(はり)高85センチ
  +外陣(げじん)高50センチ
  +余間(よま)高10センチで
  深さは約1.5メートル
  この床束(ゆかつか)に
  収納用の棚が付きます
  他にも収納スペース多数


2018.10.26  安城ホームニュース

  フリーペーパー
  『安城ホームニュース』に
  拙寺御遠忌
  稚児行列の参加者募集記事が
  掲載されました

  同誌は
  安城市を発行エリアとし
  毎月第4金曜日
  61,850部が
  中日新聞を
  取っている家を中心に
  各家庭に配布されます





2018.10.11  御本尊還座式案内

  本堂の完成に伴って
  御本尊を本来の座にお還り頂く
  還座式(げんざしき)の案内が
  公開されました
  本龍寺とご縁ある方々に
  歴史的な仏事の証人に
  なって頂きたいと願います
  記念手ぬぐい差し上げます



2018.10.09  正面と浜縁

  本堂正面に
  建具が入りました
  魚津さんも初採用の
  上吊り方式で
  折障子式
  二重ガラスサッシ
  開口部がフルオープンし
  広い出入り口を確保



  こちらは浜縁(はまえん)
  木製欄干(らんかん)の
  土台石材の据え付け
  この上に
  鉛シートを介して
  地覆(じふく)や
  高欄(こうらん)などが
  組み上がります


2018.10.08  外陣と内陣

  大間(だいま)より
  50センチ高く設定した
  外陣(げじん)が
  形になってきました
  中央が凸形に張り出し
  法要にステージに
  いろんな使い方を
  する予定です



  左は内陣(ないじん)の
  親鸞聖人を安置する場所
  奥にお厨子(ずし)を
  手前に卓(しょく)を
  納めます
  別院並みに
  お給仕用に
  通路を設定しました


2018.10.06  稚児行列参加申込み受付開始

2018.10.04  足場撤去

  昨日から始まった
  足場の撤去作業が
  丸2日かけて完了
  工事フェンスは
  残るものの
  ついに
  本堂の全貌が
  姿を現しました



  撞木(しゅもく)屋根の
  構造がよくわかる図
  西半分の壁面が
  不燃・遮熱・耐候性に優れた
  繊維強化セメント製
  珪酸(けいさん)
  カルシウム板で
  覆われています


2018.09.27  第41回建設委員会〔稚児行列申込み受付〕

2018.09.22  第2回建設現場内覧会

  竣工まで
  約2ヶ月となり
  建設現場の
  見学会が行われました
  この日は
  春季彼岸会
  永代祠堂法要の
  初日でもあったので



  約200名の方が
  広い本堂の中で
  歓声を上げていました
  石川技術顧問や
  大工さん方が
  見学者の質問に
  ていねいに対応
  本堂内に笑顔が溢れました


 

2018.09.22  前々と前本堂の大虹梁

  明治期に建設された
  前々本堂の
  大虹梁(だいこうりょう)は
  三河地震後に再建された
  前本堂にも
  再利用されました
  三河産ケヤキの
  赤身無垢材です



  今回それが
  外陣(げじん)の
  框(かまち)として
  再々設置されました
  高さ500ミリ
  奥行275ミリ
  全幅4.95メートル
  約800キロあるそうです


2018.09.16  稚児用のぼり

  来年3月31日
  稚児行列が行われます
  今回
  衣装でお世話になる
  株式会社 武蔵さんが
  のぼりを2種類
  届けて下さいました
  右が募集用で10枚
  左が当日の
  行列用10枚
  いよいよです


2018.09.11  第40回建設委員会〔稚児行列・内覧会・竣工式〕
        「建設委員会だよりI」発行

2018.09.07  内装工事

  本堂内部の
  床張り工事が
  進んでいます
  左は本堂南側の
  華部屋(はなべや)14畳と
  流し台のある配膳室6畳
  仏華の会の
  活動の場となります



  左は参詣席から見た
  外陣(げじん)と
  内陣(ないじん)
  段差が50センチあり
  ステージ形式に
  なっています
  様々なイベントにも
  対応できます


2018.08.29  妻足場の撤去

  御本尊が安置される内陣と
  大屋根の両妻(つま)に
  設置されていた足場が
  撤去されました
  本堂内部では
  内陣(ないじん)
  外陣(げじん)
  余間(よま)の
  床張り工程に進みます


  屋根部では
  両側面鬼瓦(おにがわら)や
  破風(はふ)の全容が
  見渡せるようになりました
  すべてにおいて
  奇をてらうことなく
  正統的+伝統的+シンプルな
  造作が活かされています


2018.08.28  オリジナル椅子

  新本堂用の椅子
  最終仕様品が届きました
  「みのはん」ブランド
  イワトー株式会社さんの
  岩原取締役専務と
  何度も打合せ・試作を経て
  ノウハウを詰め込んだ
  企業努力が結実しました



  フレームは高強度で
  軽いビーチ材
  シートはPVC
  =ビニールレザー
  お茶受け付のテーブルを
  背もたれ裏面部に
  最強力のネオジム磁石で収納
  みんなでワイワイ
  意見を集約して

 座面サイズと高さを40センチにしました
 発注数は200脚

2018.08.27  折上小組格天井

  お盆や
  児童夏の集いなどが終わり
  夏が過ぎていきます
  本堂建設も竣工まで
  残り3ヶ月となりました
  左は
  内陣から大間・土間を
  見下ろした図



  内陣の
  折上小組(おりあげこぐみ)
  格天井(ごうてんじょう)が
  完成しました
  格天井の格間(ごうま)に
  さらに細かく組んだ
  格子を入れた
  格式の高い天井です



  折り上げ部分を支える
  湾曲した太い縦木を
  支輪(しりん)または
  亀の尾(かめのお)と言い
  同じ曲線で小組の幅に並ぶ
  細い縦木を
  蛇骨子(じゃぼこ)と
  言います
  ヘビのあばら骨?

2018.08.10  留蓋瓦

  向拝(ごはい)の両隅に
  逆さ獅子が立ちました
  これは留蓋(とめぶた)瓦
  といって隅部の接点から
  雨水が入るのを
  防ぐために据えられた
  半球形(椀を伏せた形状)の
  ものが意匠(いしょう)面で
  発展して

  動物や植物の飾りが
  付いたもの
  獅子が採用されたのは
  説法獅子吼(ししく)の
  ように獅子が吠えて
  百獣を恐れさせるが如く
  仏の教えは魔界・外道も
  恐れ従わせるからとか
  獅子身中の虫のように
  外敵にどんなに強い者も
  滅びるのは内面からとか
  獅子と仏教は縁深いから
  でしょう
 ただ何で逆立ちしているのかは
 葺き師さんも分からないそうです

2018.08.08  棟札設置

  内陣屋根の小屋裏最上部
  御本尊の真上当たりに
  棟札(むなふだ)を
  掲げて頂きました
  当初はさらしの布で
  包みましたが
  絹は虫が食わないと
  教えて頂いて
  シルク100%布に交換
  しました


  昆虫は蛹(さなぎ)の間
  外敵に対し全く無防備ですが
  蚕(かいこ)は生物進化の
  長い歴史の中で
  他の虫が寄り付かない
  食べられない物質で
  繭(まゆ)を作れたからこそ
  無事生き残ったのだそうです
  末永く棟札をお守り下さい


2018.08.07  第39回建設委員会 〔稚児行列・建設現場内覧会・竣工式〕

2018.08.02  瓦葺き完了

  瓦葺き工事が
  完了しました!
  左は大屋根の
  大棟(おおむね)西面
  手前と奥に
  降り棟(くだりむね)
  左に水平に伸びるのが
  内陣屋根の
  大棟(おおむね)



  大屋根中央より
  内陣屋根を見た図
  3月14日の写真を
  反対から見ています
  下屋(げや)が
  内陣屋根をグルリと
  囲っている形状は
  撞木(しゅもく)屋根でも
  たいへん珍しいとか


2018.07.31  バーベキュー

  毎年7月末日は
  拙寺同推会のバーベキュー
  今年は連日猛暑の中
  頑張って下さっている
  大工さんや
  瓦の葺き師さん方も
  ご招待しました
  総勢約80名の賑やかな
  楽しい夜となりました

2018.07.29  余間の天井

  南の余間(よま)天井が
  完成しました
  格天井(ごうてんじょう)に
  天井板は
  金箔仕上げ〈クロス〉
  シーリングライトも付きます
  4.2メートルの天井高と
  素材の白木色にマッチして
  よく映えて見えます

2018.07.24  大間の床板

  大間(だいま)と土間の
  床張り工事が始まりました
  床束(ゆかつか)や
  根太(ねだ)は使わず
  大引き(おおびき)を直接
  鋼製束(こうせいづか)で
  支え
  24ミリ厚の構造用合板を
  全面に貼ります


  中澤棟梁が言うには
  「大相撲が出来ます」
  基礎梁(はり)の高さが
  850ミリもあるので
  梁(はり)区画すべてに
  開口部を作って
  本堂全面を床下収納として
  活用します


2018.07.22  外壁と後堂

  本堂の
  西半分すべての
  外壁部分に
  厚さ14ミリの
  繊維強化セメント製
  珪酸(けいさん)
  カルシウム板が
  設置されました



  不燃・遮熱・耐候性に
  非常に優れた
  特性を持ちます
  ボードの上下には
  厚い銅板で
  完全水切り施工
  腐食や放火の防止にも
  力強い味方です



  上記写真のすぐ内側
  後堂(ごどう)の様子
  天井工事が完了し
  足場が外されたところ
  一般的な本堂では
  夏場のこの場所は
  灼熱となりますが
  快適に過ごせそうです


2018.07.20  鬼瓦設置

  この日の午後
  大屋根の両端に
  天高く
  鬼瓦が1対
  設置されました
  本堂全体が
  凜(りん)と
  引き締まりました


2018.07.19  鬼瓦

  大屋根の鬼瓦が
  搬入されてきました
  製作は
  高浜市青木町の
  山本鬼瓦工業株式会社さん
  鬼師は杉浦和行氏
  仕上げの綺麗さでは
  業界No.1!とか



  前本堂の鬼瓦(上)との
  大きさの違いは歴然
  鬼瓦設置を含む棟工事は
  愛媛県西条市の
  大伸株式会社さん
  連日の酷暑で屋根の上は
  1時間が限界らしく
  安全第一を祈るばかり


2018.07.13  第38回建設委員会 〔本堂備品・稚児行列・御遠忌日程〕
        「建設委員会だよりH」発行

2018.07.05  大引き
  大間(だいま)と土間に
  大引き(おおびき)が
  設置されたところ
  木製の床束(ゆかづか)
  でなく
  鋼製束(こうせいづか)を
  用いて
  根太(ねだ)を使わず
  24ミリ構造用合板で
  床全体を支えます

2018.07.03  内陣屋根完成

  内陣屋根の
  瓦葺(ぶ)き工事が
  完了しました
  新本堂は
  入母屋(いりもや)
  撞木(しゅもく)屋根
  という仕様で
  大屋根・内陣屋根・下屋の
  3つの屋根を持ちます



  このうち
  内陣屋根と下屋が完成
  残りは
  大屋根の
  箕甲(みのこ)と
  降り棟(くだりむね)×4と
  隅棟(すみむね)×4と
  大棟(おおむね)
  工期は7月いっぱいとか


 

2018.07.02  足場撤去

  外陣(げじん)と
  大間(だいま)と土間の
  内部足場撤去が
  始まりました
  1間(けん)=192センチで
  外陣13畳+大間78畳+
  土間14畳のほぼ柱のない
  広い空間が出現



  堂内の幅は7間(けん)
  =13.4メートル
  前後は5〜6.5間
  =9.6〜12.5メートル
  高さは2.5間
  =4.8メートル
  いろんな可能性ある
  使い方が出来そうです


2018.06.27  点灯試験

  設置された照明の
  全灯試験を実施
  旧来の本堂とは
  別次元の明るさに
  期待が膨らみます
  来週には堂内の足場が
  撤去されるので
  色変化も試したいです



  天井には
  堂内の空気を
  循環させるための
  サーキュレーターを
  4機設置
  風力の強弱はもちろん
  正逆回転も可能とか
  快適空間の一助となるはず


2018.06.26  堂内照明

  外陣・大間・土間の天井は
  格天井(ごうてんじょう)で
  自然換気式の化粧不燃材
  石膏(せっこう)吸音の
  ボードを全面に施工
  そして本日
  LEDシーリングライトが
  取り付けられました



  天井までの高さが
  4.8メートルあるので
  8畳用の照明器具を
  42個設置
  明るさと昼光色・電球色の
  調光が可能
  堂内を色彩や濃淡で
  彩(いろど)ることも


2018.06.25  降り棟

  瓦葺き工事は
  ここまで進み
  本堂屋根の
  全体像が
  見えてきました
  いよいよ各種の
  棟(むね)工事が
  本格化します



  降り棟(くだりむね)とは
  破風(はふ)寄りの
  屋根面に
  大棟(おおむね)から
  軒先に向かっての
  流れ方向の棟のこと
  左は内陣屋根の
  西端の部分



  乾式の
  耐震棟工法を採用
  土や漆喰(しっくい)を
  使用せず
  下地材に瓦をビスで固定
  軽量化と高強度に加え
  通気性を持つのが
  大きな特徴



  内陣屋根の西端に
  取り付けられる
  鬼瓦(おにがわら)
  上部の筒状の3本は
  経の巻といいます
  中央には
  本龍寺の寺紋
  鶴丸(つるまる)入り


2018.06.21  第37回建設委員会 〔追加工事・本堂備品・稚児行列〕 

2018.06.15  本瓦葺き

  2月下旬に
  下屋(げや)の
  桟瓦(さんがわら)搬入
  4月上旬に
  大屋根と内陣屋根の
  本瓦(ほんがわら)搬入
  現在の
  瓦葺き工事は
  ここまで進みました



  左は西北の角から
  屋根全体を見た図
  残る工事は
  箕甲(みのこ)
  谷廻り
  耐震棟(むね)
  いよいよ棟工事は
  来週から始まります


2018.06.02  コンセントと天井板

  耐震補強格子壁の両面に
  12ミリ厚構造用合板を
  貼り合わせる前に
  電気とガスのコンセントを
  取り付けます
  電気は通常の約3倍
  ガスも10ヶ所以上
  設置します



  外陣・大間・土間の天井用
  化粧不燃石膏(せっこう)
  吸音ボードが届きました
  910ミリ角を約210枚使用
  裏打ち材のガラスペーパーを
  一部剥がして室内の
  自然換気を促す効果も
  魚津さんも初めて採用とか


2018.05.30  箕甲瓦葺き

  左は内陣屋根の西端
  屋根面の曲面より
  破風板(はふいた)の方が
  強い反り(そり)を持つため
  屋根と破風の継ぎ目で
  曲線にギャップが生じます
  そのギャップを調整するため
  屋根から妻にかけて



  屋根面を
  微妙に曲げ降ろす
  必要があります
  この調整曲面部分を
  箕甲(みのこ)といいます
  屋根の流れ方向に対し
  直交する形で葺かれる瓦は
  掛瓦(かけがわら)


2018.05.17  第36回建設委員会 〔屋根工事・天井工事・稚児行列〕

2018.05.07  大屋根内部

  新本堂の最大の特徴は
  T字型の
  撞木(しゅもく)屋根
  その結合部の内部写真
  横方向の大屋根と
  奥へ続く縦方向の内陣屋根
  その屋根のつなぎ部には
  法律により防火壁の設置が
  義務づけられています


  上の写真より
  手前(東)に下がって
  見上げた図
  写真上部が大屋根の最上部
  右側にも防火壁
  合掌トラスを組み合わせた
  モノコック構造が
  よく分かります


 

2018.04.30  大屋根の瓦葺き

  本堂正面
  大屋根の本瓦葺きは
  ここまで進みました
  でも瓦葺きの完成は
  6月下旬とか
  葺き師は
  西尾の
  八木瓦工事店さん



  拙寺の都築総代が
  カメラ好きで
  写真を撮っているうちに
  葺き師さんと仲良くなり
  撮影したのが
  左の写真
  たいへん珍しい
  記念写真となりました


  

2018.04.26  第35回建設委員会〔平成29年度決算報告・耐震格子壁工事〕

2018.04.19  本堂内部

  拙寺建設委員会の
  石川技術顧問と
  魚津社寺工務店の
  中澤棟梁との
  現場での打合せに
  同席させてもらい
  建設中の本堂内部に
  入ってきました



  部材の太さと
  耐力壁の多さ!
  耐震補強として
  90ミリ角の
  木製面格子の両面に
  12ミリ厚の
  構造用合板を
  貼り合わせます



  金山現場監督に頂いた
  3月28日付の
  内陣屋根の内部写真
  合掌トラスや
  直径450ミリの
  ケヤキ丸柱が見えます
  ほぼすべての部材は
  ボルトで固定されます


2018.04.13  本瓦葺き

  11日から
  内陣屋根の北面より
  本瓦葺き工事が
  始まりました
  下屋(げや)の
  桟瓦(さんがわら)葺きとの
  違いがコントラストとなり
  重厚な屋根になります

2018.04.10  瓦葺きの業者と工期

  一体型の本葺瓦は
  高浜市の
  株式会社 神仲さんが製作
  瓦の施工は
  西尾の葺き師さん
  耐震棟(むね)の施工は
  愛媛県の大伸 株式会社さん
  工期はざっと2ヶ月半!


2018.04.09  本葺瓦の搬入

  朝から25トンの
  ラフタークレーンが
  やって来て
  本葺(ほんぶき)用
  一体型瓦を
  屋根に上げる
  作業が行われました
  180枚×40パレットで
  なんと7,200枚!



  下屋(げや)は
  桟瓦(さんがわら)葺き
  ですが
  大屋根と内陣屋根は
  本瓦(ほんがわら)葺き
  となります
  すべて土を使わない
  空葺き(からぶき)工法が
  採用されます

2018.04.04  屋根仕舞いとルーフィング

  すべての屋根に
  野地板と
  防水シートの
  ルーフィングが
  貼られました
  これでやっと
  本堂内の木材が
  雨から
  守られます



  ルーフィング貼りと
  瓦段の取付けから
  屋根の仕事は
  魚津社寺工務店の
  大工さんでなく
  碧南の
  屋根屋さんに
  バトンタッチ
  されました


2018.03.29  破風板と懸魚

  大屋根左右(南北)の
  妻の部分に
  破風板(はふいた)が
  取り付けられました
  建物の顔と
  言われる部分ですが
  風を破る板と
  書くとおり



  屋根裏へ
  下や横からの風や雨が
  入り込むのを防ぐのが
  目的なようです
  懸魚(げぎょ)は
  妻飾りの一種ですが
  魚(=水)を屋根に懸ける
  つまり建物を火災から守る
  祈りが込められています


2018.03.23  向拝仕上げ

  向拝(ごはい)が
  仕上がりました
  軒先に化粧材の
  飛燕垂木(ひえんだるき)と
  裏板が付けら
  横木の桁材を介して
  角度が浅くなった
  桔木(はねぎ)が
  荷重を支えます



  これが
  正面屋根の
  美しい曲線を
  作り出します
  母屋(もや)材が
  取り付けられれば
  垂木と野地板で
  屋根仕舞いと
  なります


2018.03.23  第34回建設委員会 〔屋根仕舞い・稚児行列〕

2018.03.14  桔木と向拝

  本日
  現場監督が
  工事の現場写真を
  届けてくれました
  最近の工事進捗状況を
  報告します
  左は下屋(げや)南面の
  桟瓦葺き(さんがわらぶ)が
  完了したところ



  深い軒先が低下するのを
  防ぐため
  上方を小屋束(こやづか)に
  固定し
  土居桁(どいげた)などを
  支点として
  梃子(てこ)の原理を用いて
  軒先を支えるのが
  桔木(はねぎ)
 将来万が一、軒先が下がった時は
 これを調節することによって
 軒先を持ち上げることができます


  1本300sもある
  吉野ヒノキ材の
  野物(のもの)を
  桔木(はねぎ)として
  大屋根の前方両角に2本ずつ
  後方の両角に1本ずつ
  計6本が設置されます
  飛燕垂木(ひえんだるき)と
  茅負(かやおい)も
  取り付けられました


  内陣屋根の最上部
  棟(むね)の後方から
  大屋根を見た図

  屋根の構造が
  よく分かる
  迫力ある写真です
  一部の野垂木(のだるき)は
  まだ未施工の状態



  現在は
  野地板(のじいた)が
  ここまで
  貼られています
  今年の冬は
  雨が多いので
  早く屋根仕舞(じまい)が
  完了することを
  祈っています



  屋根の中央が
  前方に張り出した部分を
  向拝(ごはい)と
  いいます
  向拝柱(ごはいばしら)4本と
  海老虹梁(こうりょう)を
  横方向の
  虹梁(こうりょう)で
  組み付けます



  本堂の深い軒を支えるため
  柱上に設置する
  細かく複雑な
  組物(くみもの)は
  斗?(木偏に共・ときょう)
  斗(ます)と
  肘木(ひじき)を
  組み合わせて
  上部の荷重を集中して
  柱に伝えます


  斗?(木偏に共・ときょう)の
  上の横部材は
  化粧桁(けしょうけた)
  美しい彫刻が
  施されているのは
  手挟み(たばさみ)
  手前の片流れ破風(はふ)は
  縋破風(すがるはふ)
  着々と工事が進みます


2018.03.02  下屋の瓦葺き

  今日から
  下屋(げや)の
  瓦葺き(かわらぶき)工事が
  始まりました
  土を使わない
  空葺き(からぶき)工法
  桟瓦(さんがわら)葺きで
  仕上げられます



  ちなみに
  大屋根と内陣屋根は
  本瓦(ほんがわら)葺き
  となります

  屋根仕舞も
  ここまで
  進みました


2018.02.27  第33回建設委員会 〔建方工事・下屋瓦葺き・西廊下解体〕
        「建設委員会だよりG」発行

2018.02.20  破風板と下屋瓦
  西妻(つま)に
  破風板(はふいた)が
  取り付けられました
  破風(はふ)とは
  妻における造形のことで
  建物の品格を表現します
  新本堂は
  シンプルが基本ですが
  懸魚(げぎょ)などが
  付きます


  本日
  下屋の上に
  瓦が搬入されました
  内陣屋根には
  野垂木(のだるき=スギ)の
  取付けも
  始まりました
  屋根仕舞が進みます


2018.02.15  下屋屋根仕舞い

  後堂(ごどう)上の屋根
  =下屋(げや)の工事が
  進みました
  地垂木(じだるき=米ヒバ)
  化粧野地板(のじいた
  =米ヒバ)
  軒の先端で
  垂木の上に渡す横木は
  茅負(かやおい=米ヒバ)


  写真下は
  野垂木(のだるき=スギ)
  野地板
  防水シートである
  ルーフィング貼り

  瓦段が
  縦横に留めてあるのは
  瓦の間から万が一
  雨が漏れても
  水をためず下に落とすため





















































2018.02.13  西妻化粧材

  新本堂には
  妻(つま)が3つあります
  大屋根左右の
  北妻と南妻
  そして内陣屋根の西妻
  この西妻に
  化粧材虹梁(こうりょう)が
  組み付けられました
  化粧材とは
  施工後も

  目に見える部分に
  使われる木材のこと
  耐水性・耐朽性の高い
  米ヒバが主に使われます
  この虹梁は
  左図面〔西面図〕の
  青く塗った部分


  

2018.02.06  本堂建設上棟式
上棟式
  寒いながらも快晴の中
  「建設起工式」が
  約250人の参列者とともに
  賑々しく行われました
  式次第は
  @ 開式の言葉  同朋会館
  A 一同合掌
  B 祝餅奉納   新本堂内
  C 読経・焼香

上棟式  D 上棟儀式   新本堂前
   〈曳綱の儀・槌打の儀〉
  E 記念撮影
  F 棟札紹介   同朋会館
  G 挨拶・祝辞
  H 乾杯
  I 一同合掌・恩徳讃斉唱
  J 閉式の言葉



上棟式











上棟式











上棟式











上棟式


  左は
  当日パンフレット

  上棟式に
  参列された方と
  午後からの内覧会に
  来場された方に
  配布されました

  クリックすると
  拡大します




上棟式



  こちらは
  配布・掲示用の写真報告









上棟式










2018.02.03  餅つき

  上棟式にお供えする
  お華束(けそく)作りが
  行われました
  建設委員とお寺の役員が参加
  餅米1俵=20臼の
  賑やかな餅つきでした
  上棟式は
  2月6日(火)10:00



  上棟式当日は
  約200名の参加を想定
  当初は足場を全部外し
  コンパネを敷き詰めて
  全ての儀式を本堂内で
  行う予定でしたが
  大工仕事を最優先したいのと
  強力な寒波が来るというので


  読経・焼香は本堂内
  曳綱(ひきつな)
  槌打(つちうち)は
  本堂前で執行するものの
  挨拶や乾杯などは
  暖かい同朋会館で
  行うことになりました
  写真左は今日作られた
  1,650個のお餅


2018.01.31  屋根小屋組
  1月末日現在
  屋根工事は
  ここまで進みました
  基本的な屋根構造は
  大間(だいま)上の
  「大屋根」
  内陣(ないじん)上の
  「内陣屋根」
  華部屋・回廊・
  後堂(ごどう)上の

  「下屋(げや)」の3つ
  大屋根の南北妻(つま)と
  西面の母屋(もや)組付け
  下屋の垂木(たるき)と
  化粧材、野地板まで
  取付けが進みました
  棟木(むなぎ)上の垂直材は
  棟束(むなつか)といって
  棟瓦(むながわら)の
  骨組みとなる部分

 

2018.01.24  第32回建設委員会 〔建方工事・上棟式・稚児行列〕

2018.01.19  上棟

  これまでに
  大屋根の
  南妻(つま)と北妻に
  登梁(のぼりばり)が
  大屋根四隅の
  化粧隅木(すみぎ)の上に
  地隅木(じすみぎ)が
  取り付けられました



  そして本日
  大屋根頂上に
  棟木(むなぎ)が
  上がりました
  すると
  雰囲気が一変!
  重厚にそびえ立つ
  風格の兆しが


2018.01.16  大屋根トラス設置完了

  大屋根の合掌トラス
  最後の6枚目が
  上がりました
  25トンのラフタークレーン
  と言えども
  距離があるので
  慎重に作業が
  進められました



  西側から見た
  撞木(しゅもく)屋根の形状
  手前が内陣屋根
  東側が大屋根で
  その頂点に
  棟木(むなぎ)が上がります
  前後方向は大間(だいま)の
  中央にあたります


2018.01.15  「建設委員会だよりF」発行

2018.01.12  大屋根合掌トラス

  大屋根の合掌トラスは
  最大で5間=9.6mの
  柱のない空間を支えるため
  かなり巨大なもので
  境内の真ん中で
  組み立てています
  ラフタークレーンも
  本堂前に移動しました



  本日朝一番で
  その1枚目が
  上がりました
  1枚で約1.7トン
  全部で6枚の
  合掌トラスが
  入母屋造の
  大屋根を支えます



  今日一日で
  3枚の大トラスが
  設置されました
  写真左は
  南西方向からのもの
  左側は内陣屋根
  撞木(しゅもく)屋根の
  概容が見えてきました


2018.01.11  棟札裏書
棟札
  昨年11月20日に
  棟札(むなふだ)を書き終えて
  はて裏面はと思慮しておりました
  結局、拙寺の原点
  承安4年=1174年に
  近江国の樋口左衛門尉正則が
  この地に念仏道場を開いたことと
  お寺の究極的な使命は
  『親鸞聖人御消息』第25通の
  左記2行であることを記しました
  原文は「世のなか安穏なれ 仏法ひろまれ」ですが
  仏法的な価値観や生き方が広まらないかぎり
  世の中は安穏にならない
  その役割を果たすために
  この本堂が念仏道場であり続けたいと
  誓いを込めたことでした

 

2018.01.10  化粧隅木

  新本堂は
  縦長の空間を確保するための
  撞木(しゅもく)屋根という
  T字型の屋根が最大の特徴
  便宜上、西の屋根を
  「内陣屋根」
  中澤棟梁が
  「本側(ほんがわ)」と
  呼んでおられる
  大間上の屋根を
  「大屋根」と呼ぶことにします

  写真上は内陣屋根に
  合掌トラスが3枚
  組み付けられたところ
  写真下は本日
  2017.08.10付記事の
  化粧隅木(すみぎ)が
  大屋根の四隅に
  取り付けられたところ


2018.01.06  トラス小屋組

  平成30年=2018年が
  スタートしました
  屋根の骨組みである
  小屋組=合掌トラスの
  組み付けです
  新本堂は
  建物中央に柱のない
  広い大間が大きな特徴


  そのため
  小屋組にはトラス構造が
  採用されています
  これは三角形を基本単位
  としてその集合体で
  構成する構造形式
  構造部にかかる力を
  圧縮力と引張力という
  軸力のみに
  単純化して負担します


  つまり屋根荷重のすべてを
  方杖(ほうずえ)と呼ばれる
  斜めの部材を用いて
  横方向の力のみに変換する
  仕組みなのです
  左は内陣上部への取り付け
  これと同じものが
  あと2枚作られます


2017.12.28  仕事納め

  本日で
  年内の仕事納め
  建方(たてかた)工事は
  ここまで進みました
  2018年は1月5日から
  工事再開です
  大工さん方
  お疲れさまでした


2017.12.23  立柱完了

  18日から始まった
  立柱作業は
  6日間で
  85本すべての柱が
  据えられました
  大虹梁や
  脇虹梁も
  組み付けられました



  日曜日に
  雨が降りそうなので
  大工さんが急いで
  雨養生しました
  週明けから
  柱の上部に
  桁材が
  取り付けられます


2017.12.20  建設上棟式案内

  来年2月6日(火)に
  行われる
  上棟式の案内が
  公開されました
  午後1時〜3時まで
  本堂内部を
  一般開放する
  内覧会も行われます


 

2017.12.20  第31回建設委員会 〔建方〈立柱〉工事・上棟式・懇親会〕
        立柱式

  立柱式とは
  最初の柱を立てる儀式のこと
  ただ本堂などの
  大きな建物の場合
  1本もしくは
  数本の柱を立てて
  作業を中断するのは
  非常に危険なため



  魚津社寺工務店では
  行ったことが
  ないそうです
  それでも
  本堂を支える柱の
  1本1本に
  祈りを捧げようと
  建設委員だけ集まりました



  住職の読経中
  ご本尊前と
  同朋会館廊下から
  一望できる建設現場へ
  焼香をしました
  正信偈の後
  造営部長の
  挨拶がありました


2017.12.18  立柱開始

  早朝から
  25トンの
  ラフタークレーン登場
  本堂奥=西側から
  総計85本もの
  柱を立てる
  作業が
  始まりました



  柱の内訳は
  ヒノキ材の角柱65本
  ヒノキ材の丸柱14本
  そして
  見せ場の
  直径450ミリ
  赤身無節の
  ケヤキ材丸柱が6本



  柱はいきなり
  ほぞ穴の奥まで
  差し込まず
  少し浮かせておいて
  横方向に開き
  鴨居などの
  横木を組み合わせてから
  沈めます



  桧材の300ミリ
  角柱と丸柱
  基礎梁(はり)の
  コンクリートに
  直接立てる
  柱の底部には
  鉛シートが
  貼り付けてありました


2017.12.12  足場設置

  報恩講も終わり
  本日から建方(たてかた)の
  ための足場の設置が
  始まりました
  今週中に
  材木の搬入があり
  来週はいよいよ
  立柱です


2017.11.29  土台設置

  すべての
  基礎梁(はり)の上に
  土台が設置されました
  コンクリートとの
  接地面には
  鉛(まなり)シートと
  人工石の基礎パッキンが
  敷かれています



  建物の荷重を支える
  角柱が立つところ
  アンカーボルトで固定された
  土台と組み合わさり
  縦横にボルトで締められ
  ホールダウンで
  下方にも引っ張られて
  ガッチリ固定されます



  西側より見たところ
  立体的な部分は
  内陣(ないじん)です
  大間(だいま)から
  500ミリ高く外陣(げじん)
  外陣から250ミリ高く内陣
  つまり内陣は参詣席から
  750ミリの高さになります



  本堂の中心部
  直径450ミリ
  ケヤキ材の丸柱が
  鉛シートを介して
  立つところ
  基礎梁(はり)も
  幅を広くして
  補強してあります


2017.11.27  材木搬入

  本日から
  初めて本堂の
  建物用材木が
  運び込まれてきました
  幅300ミリの
  基礎梁(はり)上に
  桧材の土台が
  敷かれます



  外周土台には
  人工石でできた
  基礎パッキンが
  全面に敷かれ
  追って
  腐食防止と
  防火のために
  銅板が巻かれます


2017.11.20  棟札完成

  棟札(むなふだ)とは
  建築物の造営や修復の際に
  その建物の由緒や建築関係者
  建築年月日等を記した札のこと
  木製の板に墨書し
  屋根裏の棟木や束に取り付けます
  書かれる内容に規則や作法はなく
  簡潔なものから
  詳細に建築記録などが記されたもの
  絵柄が画かれたものなど
  多種多様な棟札が存在しています
  中尊寺の保安3〔1122〕年の
  棟札が現存最古とか
  鎌倉時代以後が多く
  建築関係史料として非常に貴重
  拙寺の新本堂用棟札は
  無垢の吉野桧材で
  幅320ミリ・高さ1435ミリ・厚さ31ミリ
  起工式と上棟式の日付
  建設委員会の全委員40名
  設計施工の業者名と棟梁名
  仏具工事の業者名
  住職・副住職名を記しました
  とにかく100年先へのメッセージなので
  裏面には
  現在の本龍寺が分かるような
  何かを記したいと思慮中です


2017.11.17  棚足場設置

  建方工事に先立って
  高さ850ミリの
  基礎梁(はり)内部に
  棚足場が
  設置されました
  合わせて
  今後の日程が
  確定しました



  11月27日から
  土台材木敷き
  本龍寺の報恩講期間
  12月7〜10日は休んで
  12月11日から
  25tラフタークレーン搬入
  いよいよ建方〔立柱〕の
  工事が開始されます


2017.11.16  第30回建設委員会 〔建方〈立柱〉工事・上棟式・棟札〕

2017.11.09  木工事70%

  魚津建設の
  設計事務所
  二村所長より
  写真が届きました
  加工工場での
  大工作業の現況と
  石川技術顧問の
  材木検査の
  様子です



  写真上は
  300ミリ角
  無節ヒノキ材の向拝柱
  写真下は
  直径450ミリ
  赤身無節ケヤキ材の丸柱
  墨付けをしています
  建方の壮観な風景が
  今から楽しみです


2017.11.07  向拝階段設置

  本堂正面
  向拝(ごはい)の
  石階段が
  設置されました
  一段目の前にある
  半円形の石は
  木製高欄(こうらん)の
  柱が据えられます



  来週から基礎梁内部に
  足場が組み立てられ
  11月下旬に土台敷き
  12月7〜10日の
  拙寺報恩講後に
  いよいよ建方(たてかた)
  =立柱工事が
  始まります


2017.11.02  礎石設置

  台風が2つも通過して
  穏やかな初冬の晴天
  石工事が再開しました
  向拝(ごはい)柱の
  土台石設置です
  基礎コンクリの上に置くのは
  四角い礎石(そせき)と
  そろばん珠のような
  礎盤(そばん)


  これは柱の足元を
  腐りにくくすることに加え
  屋根からの荷重を
  地面にしっかりと伝える
  働きをしています
  2つも石を重ねて
  不安定なようですが
  実は力学的な意味があります



  ステンレス棒で位置が
  固定されているとはいえ
  向拝柱は隣の柱との連結が
  虹梁(こうりょう)の横材
  一本だけなのでやや不安定
  そこで地震力などの
  横からの力を
  礎石と礎盤の間に生じる
  摩擦力によって処理します


  力学的にはピン支持と
  いいます
  また向拝柱の最下部は
  粽(ちまき)とよばれ
  細く絞って作られています
  柱が斜めに傾いた時
  柱の角(かど)を
  傷つけないための
  形状なのです
 日本建築の奥深さに敬服します

2017.10.18  第29回建設委員会 〔基礎工事・建方〈立柱〉工事・上棟式〕

2017.10.12  石工事と基礎梁レベリング完了

  本堂外周の
  縁石設置が終わり
  残されていた
  基礎梁(はり)の
  レベリングが完了
  縁石と基礎梁の
  天端(てんば)が
  面一(つらいち)に



  この上に厚さ20ミリの
  人工石でできた
  基礎パッキンを挟んで
  土台の材木を据えます
  基礎と土台を固定するのが
  短いアンカーボルト
  長いボルトは柱を基礎から
  下に引っ張るホールダウン


2017.09.28  石工事を開始

  基礎の
  コンクリ工事が
  完了して
  今日から
  石工事が始まりました
  まず基礎梁(はり)の
  外回り一周を
  石材で縁取ります



  その後
  レベリングをして
  木材の土台設置に
  移ります
  向拝階段と
  浜縁欄干(らんかん)下の
  石工事は
  さらに先の工程になります


2017.09.26  木工事47%

  本日
  魚津建設
  設計事務所の
  二村所長より
  加工工場での
  大工作業
  最新情報が
  届きました




  写真上は
  外陣大虹梁の
  両脇に据えられる
  ケヤキ材虹梁の彫刻の様子
  写真左は
  300ミリ×300ミリ角
  吉野ヒノキ材本堂側柱の
  墨付け状況
  無節の逸品揃いです


2017.09.25  ベントとドレーンの貫通

  基礎梁(はり)
  〔=立ち上げ〕を
  850ミリとしたことで
  より効率的な床下換気のため
  ベント〔=通風孔〕を
  すべての梁に105箇所も設定
  また水抜き用の
  ドレーン〔=排水孔〕も
  36箇所開通しました

2017.09.21  前本堂の大虹梁

  左は前の本堂に
  据えられていた大虹梁
  有効長は5.16メートル
  高さ54センチでした
  新本堂は参詣者が
  椅子に座ることを前提に
  設計してあるので
  外陣を大間より
  50センチ高く設定



  そこでこの大虹梁を
  外陣の框(かまち)に
  再利用してはと
  提案がありました
  削ってみたら
  白太(しらた)が
  若干あるものの
  きれいなケヤキ材赤身で
  あることが判明
  期待が大きく膨らみます

2017.09.13  第28回建設委員会 〔基礎工事 木工事詳細・上棟式〕

2017.09.08  基礎のコンクリ工事完了

  型枠が外され
  本堂基礎における
  鉄筋コンクリート工事が
  完了しました
  総重量約600トンの
  完全一体化した
  基礎構造体の
  完成です



  基礎立ち上げは
  高さ850ミリ
  設計の初期段階では
  300ミリだったのを
  将来のメンテナンスと
  通気性を勘案して
  床下で作業が出来る
  空間を確保しました


2017.09.04  レベリング完了

  生コンを投入した
  基礎立ち上げの上部は
  完全な水平ではありません
  これをモルタルで
  水平に仕上げる作業を
  天端(てんば)ならし
  =レベリングと
  いいます



  セルフレベリングといって
  粘性の低い専用モルタルを
  型枠内部のレベルラインまで
  流し込んで水平を出します
  レベラーの強度は
  生コンに比べて小さいので
  厚さ10ミリ以下での
  施工となります


2017.09.01  基礎立ち上げのコンクリ打設完了

  基礎立ち上げと
  浜縁+向拝階段に
  生コン車17台
  85リューベ
  重さにして
  195.5トンの
  コンクリートが
  打設されました



  全体基礎ベースに
  115リューベ
  向拝基礎ベースに
  25リューベ
  今日の打設と総計して
  225リューベの
  生コンが
  投入されました



  1リューベ(m3)は
  水なら1トン
  コンクリートなら2.3トン
  鉄筋コンクリートなら2.4トン
  この本堂全体で
  鉄筋の体積も概算すると
  基礎の総重量は
  約600トンになります


2017.08.31  型枠とアンカーボルト設置完了

  本堂全体の
  基礎立ち上げ型枠
  浜縁の型枠
  そして
  アンカーボルト
  226本の
  設置が
  完成しました


  左は
  向拝の
  階段型枠
  向拝柱の高さから
  3段だけ登れば
  本堂入り口の
  土間に
  上がれる
  設定です



  浜縁の
  ダブル鉄筋と型枠
  他にも
  魚津さんでは初の
  基礎内の換気用
  通風口を多数設置
  明日はいよいよ
  コンクリ打設です


2017.08.30  木工事40%

  本日
  魚津建設
  設計事務所の
  二村所長より
  工場での
  彫刻作業の
  様子が
  届きました



  左は
  本堂内部
  外陣と大間の間の
  大虹梁(だいこうりょう)

  右は
  大間と土間の間の
  大虹梁です



  大虹梁は
  約6メートル
  本堂の中で
  最も大きな材木
  ケヤキ赤身の無垢材で
  最上品質です
  左は上下逆さまに
  置かれています


2017.08.18  第3回材木検査

  1月と4月に
  弥富市の木材商
  (株)カジウラさんへの
  材木検査に続き
  今回は
  (株)魚津社寺工務店さんの
  木材加工工場へ
  伺いました



  建設委員会の
  委員32名中
  20名が参加
  魚津忠弘社長さんが
  ご挨拶と
  4加工場での
  詳しい説明を
  して頂きました



  中澤棟梁
  二村設計所所長
  金山現場監督など
  フルスタッフで
  委員の様々な質問に
  丁寧に応えて
  下さいました




  海老虹梁の
  彫刻や
  仕上がり具合を
  チェックする
  沓名昭二建設委員長
  多くの大工さんが
  キビキビ動く様子が
  印象的でした



  全員での
  記念撮影
  別件ですが
  住職は
  お寺の暖炉で燃やす
  松材の薪が調達出来る
  ことが判明して
  上機嫌でした


2017.08.10  木工事32%

  魚津建設
  設計事務所の
  二村所長より
  工場での木材加工の
  様子が届きました
  左は
  本堂軒の四隅に
  設置される
  化粧隅木の加工



  左は
  華部屋と後堂の
  210ミリ角柱の
  墨付け準備状況

  11月の立柱式まで
  木工事全行程の
  約3分の1まで
  進捗中です


 

2017.08.10  芳名板設置完了

  今回の
  本堂建設事業に対して
  御懇志の協力を
  して下さった方々の
  芳名板設置作業が
  行われました





  建設委員会の
  全委員32名参加で
  午前8時〜正午まで
  各組別に
  綿密な準備のもと
  掲示の作業が
  続きました




  総枚数約850枚が
  完了したところ
  総幅20メートルの
  掲示枠には
  銅葺の屋根が
  取り付けられました
  20年以上の耐久性
  という声もチラホラ


2017.08.09  向拝基礎ベースのコンクリ打設完了

  生コン25リューベが
  投入されました
  向拝部分のベース厚は
  540ミリ
  階段下の部分は当初
  土盛りの予定でしたが
  すべて生コンが
  流し込まれました



  外周400ミリ厚
  +中央250ミリ厚の
  本堂基礎ベースと
  一体構造となります
  最終的な表面処理は
  向拝土間部分は
  モルタル仕上げ
  階段と
  浜縁欄干(らんかん)下は


  石張り仕上げとなります
  向拝全体の様子
  しばらく水をかけながら
  養生します

  向拝柱の位置
  4ヶ所に
  ステンレスの棒が
  立っています

 

2017.08.05  向拝基礎の型枠完了

  向拝(ごはい)とは
  本堂正面の屋根を
  葺き下ろして
  庇(ひさし)状にした部分
  向拝柱2本が一般的ですが
  4本の場合は
  柱間が3ヶ所なので
  三向拝(みつごはい)と
  呼ばれます


  基礎ベースの
  型枠が出来ました
  ベース厚は
  540ミリ
  鉄筋が密集している部分は
  向拝柱が4本立つので
  特に強度が出る
  構造になっています


2017.08.03  匠の技

  本堂の大虹梁の両脇に
  配置されるケヤキ材の虹梁
  その裏側の
  一般には見えないところに
  節(ふし)が存在しました
  ここに象嵌(ぞうがん)と
  いう技法が使われています
  象は「かたどる」
  嵌は「はめる」と言う意味


  上は施工前で下が施工後
  画像処理で木目を
  強調しましたが
  実物ではまったく
  加工の跡が分かりません
  埋木は「修復」であるのに
  対して象嵌は
  「芸術」そのもの
  節を縁として
  ケヤキの木目美を表現する
  中澤棟梁の心意気です

2017.08.03  木工事30%

  魚津社寺工務店の
  工場での木工事
  木材加工状況の
  様子が届きました
  手前は向拝の
  海老虹梁〔米ヒバ材〕
  奥は
  土間と大間の境の
  大虹梁〔ケヤキ材〕



  海老虹梁の
  彫刻模様

  海老虹梁とは
  向拝柱と本屋の柱の
  間を繋ぐ
  曲がりのある水平材のこと
  写真は上下逆さまに
  置かれています


 

2017.08.02  向拝基礎の配筋完了

  本堂正面
  向拝前階段
  150ミリ厚C-40+砕石を
  転圧した上に
  防湿フィルムを張り
  50ミリ捨てコン
  墨出しをして
  配筋が完了しました



  向拝には
  4本の向拝柱が立つので
  直下に柱状改良の柱が
  設置されています
  型枠取付の後
  お盆前にベースの
  コンクリート打設が
  行われます


2017.07.31  芳名板枠完成

  地元の
  早川建設さんに
  依頼していた
  芳名板を設置する
  木枠掲示板が
  完成しました
  鐘楼を囲んだ
  L字型になりました



  1枚の芳名板は
  幅75ミリ×長さ450ミリ
  総数約850枚
  掲示板の総幅は
  20メートル
  芳名板の作成と
  記載内容・掲示順の
  確認作業も進行中


2017.07.29  基礎立ち上げ型枠工事完了

  外周400ミリ厚
  中央250ミリ厚
  ダブル配筋の
  ベース上に
  立ち上げ部分の
  基礎型枠工事が
  ほぼ終了しました




  コンクリ打設は
  お盆前の予定でしたが
  浜縁の部分も
  同時一体打設に
  するため
  最終打設は
  お盆明けの工事に
  なります


2017.07.25  第27回建設委員会 〔基礎工事 木工事詳細・志納者芳名板〕

2017.07.25  木工事25%

  本堂建設事業は
  建設現場での工事とは別に
  魚津社寺工務店の工場での
  木工事が
  平行して行われています
  8月18日に
  拙寺建設委員会として
  材木検査を兼ねて
  工場見学に行きます



  それに先立ち
  建設委員会の技術顧問で
  宮大工のご経験も持つ
  石川博氏〈写真右〉が
  定期的に工場に入り
  技術指導を
  されています
  左は拙寺本堂担当の
  中澤棟梁



  写真上は
  本堂向拝の
  海老虹梁(えびこうりょう)
  4本使用
  写真下は
  大虹梁(だいこうりょう)の
  両脇に配置される
  虹梁(こうりょう)
  2本使用


2017.07.21  基礎ベースのコンクリ打設完了

  この日の未明
  午前3時頃に
  にわか雨があって
  カラカラに乾いていた
  捨てコン表面がしっとり
  コンクリ打設に
  最適な状態になりました
  天からの応援かも



  生コン車23台
  115リューベ
  約265トンの
  コンクリートが
  投入されました
  これから4日間
  養生の後
  次の工程に入ります



  1リューベ(m3)は
  水なら1トン
  コンクリートなら2.3トン
  鉄筋コンクリートなら2.4トン
  この本堂の基礎は
  鉄筋の体積を概算すると
  ベースだけの総重量は
  約300トンになります


2017.07.19  建設現場見学会

  コンクリート打設を
  2日後に控え
  鉄筋の全貌が見える
  今の壮観な状態を
  建設委員に見てもらいたいと
  神谷造営部長の発案で
  現場見学会が
  開催されました



  委員長あいさつの後
  石川技術顧問より
  概要と技術的説明を
  していただき
  金山現場監督も加わり
  現地に出て
  実地見学が
  行われました



  外周400ミリ厚
  中央250ミリ厚の
  二重配筋ベースと
  850ミリ高の
  立ち上がり壁で
  完全一体化した
  基礎プレートが
  出来上がります


2017.07.14  鉄筋配筋・型枠作業完了

  11日より
  鉄筋の配筋と
  型枠取付作業が
  始まりました
  配筋ピッチ200ミリ
  基礎ベース厚250ミリ
  30階の建物が建つほどの
  強度になるそうです



  柱状土壌改良の
  コンクリ柱が
  頭出しされた
  本堂外周は
  地面に食い込む
  基礎形状
  この部分の基礎厚は
  400ミリ



  21日に
  コンクリート打設を
  行います
  立ち上がりを除く
  ベースだけで
  100リューベ以上
  =約230トン以上の
  コンクリートを打ちます



  大型生コン車は
  1台5リューベの
  コンクリートを運ぶので
  1日で20台以上の
  生コン車が
  やってきます
  いよいよ
  基礎の形が見えてきます


2017.07.07  捨てコン完了

  柱状土壌改良 +
  150ミリ厚C-40と砕石 +
  防湿フィルム +
  50ミリ厚捨てコンの
  工事が完了しました
  ここまでは土壌工事であり
  本堂の建築構造物では
  ありません


  昭和20年の三河大地震で
  当時の本堂が
  倒壊しているので
  現在考え得る
  できる限りの土壌工事を
  施したことになります
  来週からいよいよ
  鉄筋配筋や型枠などの
  基礎工事が始まります


2017.06.29  第26回建設委員会 〔基礎工事 木工事詳細・志納者芳名板〕

2017.05.25  御本尊がお帰りになりました

  京仏師の
  佐川中定師に
  御修復を
  お願いしていた
  本龍寺御本尊
  阿弥陀如来さまが
  お戻りに
  なりました



  昨年9月末の
  御本尊動座式以来
  約8ヶ月ぶりの
  お帰りです
  京仏師の
  佐川中定師による
  御修復でした




  合わせて
  修復された
  御台座と後光

  仕様は
  本漆塗り替え
  総純金箔押
  蓮弁緑青岩絵具



  本堂が
  完成するまでの
  あと1年6ヶ月の間
  仮御堂である
  同朋会館に
  安置され
  我々を
  見守って下さいます



  一昨日の連絡で
  急きょ
  御本尊のお帰りが
  決まったので
  入仏法要は
  建設委員会幹部と
  責役総代の
  身内で勤めました



  読経
  焼香
  建設委員会委員長の
  挨拶
  住職から
  御修復の
  作業内容の説明が
  ありました



  仮御堂の
  同朋会館お内仏では
  御本尊の
  阿弥陀さまを
  すぐ間近で
  ご覧になれます
  貴重なこの期間に
  ぜひお参り下さい


2017.05.20  地盤工事・捨てコン

  柱状土壌改良で
  直径1m、深さ8mの
  コンクリ柱を
  土中に
  連続して造成し
  本堂外周には
  連壁のように
  配置してあります



  C-40コンクリと
  砕石で
  本堂外周を
  150ミリ厚で
  転圧完了
  ここが
  設計GL+-0
  となります



  その上に
  厚さ0.15ミリの
  防湿フィルムを
  敷きつめます







  本堂の
  外回り一周
  グルリと
  防湿フィルムが
  敷かれたところ






  フィルムの上に
  捨てコンを施工
  ただまだ
  この部分は
  基礎下の構造体
  であって
  建造物では
  ありません



  現代建築の
  耐震の考え方は
  地中を含めた
  下部構造体と
  基礎部分は
  接合しないのが
  一般的
  なのだそうです



  強大な
  地震エネルギーが
  加わった時に
  たとえ数ミリでも
  地中構造体と
  基礎部分が
  ずれたりして
  動くことができれば



  本堂本体への
  地震エネルギーは
  4分の1以下にまで
  弱まるのだそうです

  本堂1周分の
  捨てコンが
  完了しました


2017.05.19  第25回建設委員会 〔基礎工事詳細・志納者芳名板〕

2017.05.15  地盤工事を開始

  いよいよ
  地盤工事が
  始まりました

  再測量
  丁張り
  柱状土壌改良の
  頭出し



  本堂外周の
  連壁になった
  コンクリ柱の
  頭出しを
  行っているところ






  その上に
  混じり気のない
  C-40と砕石を
  混合して
  転圧します






  ローラー転圧機で
  厚さ
  150ミリの
  コンクリ層を
  造成していきます





2017.05.10  柱状地盤改良のサンプル圧縮試験結果

  柱状地盤改良の
  品質を確認するため
  サンプルコアを採取し
  一軸圧縮試験を実施

  供試体は
  直径5センチ、長さ10センチで
  2カ所6本の
  強度試験を実施



  目標強度は0.9N/mm2
  これは角砂糖の大きさで
  9sの重さに耐える強度

  試験結果は
  6本平均で6.1N/mm2
  つまり角砂糖の大きさで
  60s以上の重さに耐えうる
  強度があると判明しました


2017.04.21  第24回建設委員会 〔平成28年度会計報告・志納者芳名板〕

2017.04.05  第2回材木検査

  1月25日に続き
  新本堂に使用する
  木材検査に行きました

  今回は左図の
  赤色=ケヤキの柱と虹梁
  黄色=ヒノキの柱の
  検査です





  まず
  市内花ノ木町の
  南明治八幡社を
  見学させて
  頂きました






  区画整理に伴う
  社務所の
  新築工事中
  設計監理を
  拙寺建設委員会
  技術顧問である
  石川博氏が
  勤めておられます



  木材や建築資材
  建設工法等について
  細かく解説
  して頂きました







  弥富市の
  木材商
  (株)カジウラ
  西部営業所







  ズラリと並んだ
  吉野ヒノキ
  無節の
  尺角柱が
  24本
  とても綺麗で
  陽の光に
  輝いていました



  こちらは
  長さ約9m
  八角に
  成形された
  ケヤキの柱材






  すべて赤身で
  とても良質な
  無節材でした
  ここから
  直径450ミリの
  丸柱を
  作ります




  9本並んだ
  ものの中から
  良いもの
  6本を
  選びます






  最後に
  ケヤキの
  虹梁材

  無節の
  最高品質
  でした




  左から
  2本目が
  大虹梁に
  なります







  魚津社寺工務店の
  源二会長さんに
  二村設計主任
  中澤棟梁と
  金山現場監督も
  立ち会って
  下さいました



2017.03.16  柱状地盤改良終了

  柱状地盤改良という
  直径1m、深さ8mの
  コンクリート柱を
  181本
  地中に造成する
  工事が完了しました





  1日最大
  15本のペースで
  約2週間の
  作業でした
  参道から30センチ低かった
  建設現場が
  ほぼ参道の高さと
  同じくらいに埋まりました



  柱状地盤改良の上の
  セメントが混じった
  改良土にRCを混ぜて
  厚さ350〜400ミリの
  プレートにします
  その上にシートを挟んで
  厚さ250ミリの
  鉄筋コンクリプレートを
  構成します


  最西端の
  コンクリート柱の表面
  柱状地盤改良で連壁が
  作られていることが
  よく分かります






  南側から
  見たところ
  ここが
  本堂の
  西側の壁になります





2017.03.14  第23回建設委員会 〔工事内容の詳細・御本尊所見報告〕

2017.03.01  柱状地盤改良を開始

  いよいよ
  地盤改良工事が
  始まりました
  地中に
  直径1m、深さ8mの
  コンクリート柱を
  造成します




  右は水槽タンク
  左はミキサー
  セメント系固化材〔粉体〕を
  水と混ぜて
  低圧ポンプで
  地盤に注入します





  掘削機の
  先端に取り付けられた
  攪拌(かくはん)翼によって
  土壌と混合攪拌して
  化学的に固化させ
  セメント柱を成柱します





  セメント系固化材が
  入った袋

  この袋1.7個=1.7トンで
  1本の地中柱が
  出来上がります





  作業中の掘削機

  隙間なく
  柱が壁状になるよう
  セメント柱を
  181本
  作ります




  成柱されたばかりの
  セメント柱

  強度が出るまで約2日
  その間に
  整地して
  頭部の高さを
  揃えます


 土壌改良と基礎工事は9月末まで、約7ヶ月続きます

2017.02.24  工事用ガードフェンス・建築工事標識の設置

  昨年暮れから
  表面上何も
  変化がなかった
  建設予定地に
  工事用フェンスが
  設置されました





  施工していた
  魚津社寺工務店の
  職人さん方が
  一日で作業が完了して
  自分たちも
  「感激してます」と
  笑っておられました




  フェンスの正面には
  完成予想図と
  建設工事標識が
  掲げられました







  いよいよ
  3月1日から
  柱状地盤改良に向けて
  掘削機械などが
  出入りするようになります





2017.02.23  現地測量

  同朋会館の
  鉄骨柱を起点に
  本堂位置の
  最終測量が
  行われました






  柱状地盤改良の
  位置決め杭が
  180本以上
  打ち込まれました






        

2017.02.13  第22回建設委員会 〔建設計画の詳細・稚児行列実施計画〕

2017.02.10 「建築基準法第6条の2第1項規定による確認済証」発行
        〈第 愛建2017建築確認00202 号〉

2017.01.25  第1回材木検査  《 (株)カジウラ 西部営業所 〜弥富市〜 》

2017.01.18  第21回建設委員会 〔建設計画の詳細・懇志金の領収証発行〕
        「建設委員会だよりE」発行

2016.12.28  地盤工事の完了

  本堂周りの
  全ての擁壁が
  撤去され
  本堂建設予定地が
  参道の高さ
  マイナス30センチの
  レベルで
  整地されました



  鉄板で覆われていた
  参道の石畳が
  3ヶ月ぶりに
  顔を出しました
  建設行程の一部を
  追加工事して頂いた
  解体業者・立希さんの
  仕事が完了しました

 

2016.12.16  擁壁の撤去

  境内の西側と
  南側の一部

  建設予定地と
  境内墓地との
  境界にあった
  土留めの壁を
  撤去しました



  削り取った後の
  土壌の高さは
  参道マイナス30センチ

  墓地の G.L.より
  1m以上も
  低くなりました




  柱状改良工法により
  コンクリートと
  土砂が混ざった
  大量のミルクが
  排出されます
  通常は廃棄されるそれを
  ここに敷き詰める
  新しい工法を採用します


2016.12.08  本堂建設起工式 本堂建設起工式〈地鎮式〉











          

2016.12.07  大発見!

  トイレ解体工事を終えて
  地盤すき取り工事が
  再開しました
  年明けから始まる
  地盤改良=柱状改良に備え
  建設予定地のレベルを
  参道マイナス30センチまで
  土壌をすき取ります



  上の写真の白ロープは
  新本堂の位置
  左写真は
  西側から見たところ
  墓地との境界擁壁から
  新しい本堂の高さが
  いかに低く設定されているか
  よく分かります



  ここで重大発見!
  何かが大量に焼け焦げた
  灰の地層が出てきました
  明治35年1月13日
  本堂が火災により
  烏有に帰したと
  記録に残っています
  小川橋の向こうから
  火柱が見えたとか


  この灰の層は
  その大火災跡だということが
  判明しました
  慶長年間に
  入母屋流造向拝付六間四面
  総欅材造の本堂が
  たしかに
  ここに存在したことが
  証明されたのです


  本堂跡地の
  中央あたりには
  少し高い位置に
  わずかながら
  灰の層が確認されました
  土盛りされた上に
  本堂が建っていたことも
  確認されました




2016.11.30  トイレ解体工事

  本堂と
  同朋会館の間に
  女性用×3
  男性用×2の
  トイレがあります
  これを解体しないと
  新しい本堂が
  建設できません



  しかし
  参詣者用トイレがないと
  お寺の行事が
  開催できません
  そこで
  同朋会館西に
  トイレを新設する
  ことになりました



  新しいトイレは
  設計施工された方が
  「日本一」と
  胸を張る出来映え
  これが報恩講寸前に
  使用できるようになったので
  急いで旧トイレの
  解体工事が
  行われました


2016.11.16  第20回建設委員会 〔建設起工式・志納者芳名掲示板〕

2016.10.14  第19回建設委員会 〔同朋会館改修工事・建設起工式〕
        本堂解体完了

  とうとう
  本堂が更地になって
  しまいました
  瓦下の土と
  土壁の土だけで
  2〜3mもの高さに
  なりました



  解体中
  和泉の人が
  入れ替わり立ち替わり
  見守りに来ては
  昔の思い出を
  語ってくれました
   「ワシがあの土を
  足でこねただよ」
  一時代を支えて下さり
  ありがとうございました

2016.10.10  「建設委員会だよりD」発行
        建物解体始まる

  今日から重機による
  本堂本体の
  解体作業です

  再利用する柱や梁は
  慎重に取り外して
  別にしておきます




  この本堂は
  三河地震で倒壊した
  9間四面の前本堂の
  部材を再利用して
  手作りされた
  仮御堂でした





  震災で壊滅して
  自分の住む
  まともな家がない時分に
  村中が力を合わせて
  作って下さったことが
  材木の組み具合から
  垣間見られて
  涙が出ました


2016.10.07  屋根瓦の撤去

  解体業者の従業員が
  屋根に登って
  1枚1枚手作業で
  屋根瓦を
  下に落とします






  6人が一日中
  屋根の上で
  作業していて
  2日がかりで
  すべての瓦を
  撤去します




2016.10.06  いよいよ本堂解体工事が始まる

  まず本堂前の
  天水鉢を移動しました
  安永〔1772〜1780〕年間の
  もので
  明治35年1月の
  本堂大火災にも遭っており
  熱で焦げた跡が残っています




  本堂前の
  石階段を撤去して
  コンクリートが
  剥がされました
  明日からいよいよ
  屋根瓦を
  取り除く工事が
  始まります


2016.10.05  喚鐘

  本堂の軒下と後堂に
  釣り下げられていた喚鐘2つ

  軒下の喚鐘〔右〕は
  昭和29年のもの






  後堂の喚鐘は
  なんと元禄11〔1698〕年
  今から318年前のもの!
  赤穂浪士の討ち入りが
  元禄15年なので
  歴史の事実の重さを
  感じます



2016.10.01  本堂解体の下準備

  参道に
  鉄板が敷かれ
  本堂周りに
  足場が組まれました







  いよいよ
  10月6日から
  解体作業が始まります







2016.09.27  本堂内陣の仏具搬出

  内陣の仏具は
  基本的には修復して
  全て再利用します

  お世話いただくのは
  京都の
  株式会社 若林佛具製作所さん
  です



  24日の動座式で
  同朋会館へお移りいただいた
  御本尊も
  京都へご移動いただいて
  京仏師の佐川中定師によって
  御修復されます
  約半年後に再度
  同朋会館へお戻りになります

  

2016.09.24  本堂感謝法要・御本尊動座式
動座式










2016.09.04  第18回建設委員会 〔感謝法要・動座式・内陣修復費〕
        本堂感謝法要・御本尊動座式 案内

2016.08.24  第17回建設委員会 〔同朋会館トイレ工事・動座式〕
        「建設委員会だよりC」発行

2016.08.03  第16回建設委員会 〔町外募財業務・動座式〕

2016.07.25  同朋会館感謝法要

2016.07.16  大感謝法要・本堂建設事業事始め式









2016.07.08  第15回建設委員会 〔大感謝法要・同朋会館改修工事〕
        大感謝法要 案内

2016.06.26  岡崎市筒針地区 本堂建設内容説明会

2016.06.25  「建設委員会だよりB」発行 〈『聞』第63号内〉

2016.06.18  桜井町下谷地区 本堂建設内容説明会

2016.06.04  桜井町中開道地区 本堂建設内容説明会

2016.06.03  第14回建設委員会 〔工事行程表・新本堂平面図・関係法令〕

2016.05.29  桜井町印内地区 本堂建設内容説明会

2016.05.25  第13回建設委員会 〔募財業務・町外檀家説明会〕
        「建設委員会だよりA P.2」発行

2016.05.11  第12回建設委員会 〔募財業務・佛具修復業者〕
        内陣修復業者を「若林佛具製作所」に満場一致で決定
        和泉町内の募財開始

2016.04.27  第11回建設委員会 〔募財業務〕
        「建設委員会だより@」発行

2016.04.20  第10回建設委員会 〔募財業務〕

2016.04.12  第9回建設委員会 〔業者選定〕
        建設業者を「魚津社寺工務店」様に満場一致で決定
        魚津社寺工務店建設案

2016.04.02  第8回建設委員会 〔建設案提案会=建設業者プレゼン〕
        中村社寺様・魚津社寺工務店様・亀山建設様

2016.03.16  第7回建設委員会 〔広報活動・募財業務〕
        解体業者を「有限会社 立希」に満場一致で決定

2016.03.02  第3回本堂建設内容説明会  85名参加

2016.02.27  第2回本堂建設内容説明会  95名参加

2016.02.24  第1回本堂建設内容説明会  85名参加

2016.02.17  建設業者へ現場説明会  提案要綱

2016.02.12  第6回建設委員会 〔内容説明会・現場説明会・解体業者選定〕

2016.01.21  第5回建設委員会 〔事業スケジュール・建設業者選定方法〕

2016.01.17  建設趣意書 公布    

2016.01.14  第4回建設委員会 〔新本堂の規模・間取り・建設費・趣意書〕

2015.12.21  本堂見学会  上重原 萬福寺様

2015.11.13  第3回建設委員会 〔顧問決定・委員の役割・業者情報〕

2015.10.30  第2回建設委員会 〔組織・役員の決定〕

2015.10.20  本堂見学会  東幡豆 祐正寺様 鷲塚 蓮成寺様

2015.10.10  和泉町内の各組から組代表として委員が選出され
        「本龍寺本堂建設委員会」設立
        「本堂建設委員会規約」公布  

2015.07.24  和泉町内会の組長集会で本堂再建の協力要請

2015.03.01〜22  和泉町の全組集会で本堂再建の意向説明

2015.02.04  「本堂再建意向書」公表

2015.01.10  「本堂再建発起人会」発足


和泉の本龍寺

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