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新しい視点で○○○を活動する Honryuji

青龍閣backroom

縁起

 本龍寺の奥座敷は、昭和43年1月に安城市から譲り受けたものです
 この建物が、天皇即位の礼に関わった歴史を持っていたことが分かり、平成29(2017)年10月〜
平成30(2018)年11月に大改修されました

 大正4年、大正天皇御即位礼に際し悠紀齊田(ゆうきさいでん)が六ツ美村に定められます
同年9月20日、抜穂式が行われて勅使の参向が示された折、安城町は町役場構内〔以前、更生病院の
あったところ〕に貴賓室を設定して勅使の齊館としました
 齊館は、もともと安城にあった明治期の料亭「海月(かいげつ)」を移築・改修したものでした
昭和41年、安城市新庁舎の竣工で建物が不要となったため、昭和43年に勅使門(ちよくしもん)と
ともに本龍寺にやって来たのでした
 この度、生まれ変わった奥座敷を「青龍閣(しようりゆうかく)」と命名しました。

仕様

天井=全面屋久杉(やくすぎ)浮造(うづくり)板仕上げ

障子=オリジナル両表(りょうおもて)面格子(めんごうし)腰付(こしつき)猫間(ねこま)障子




障子腰板(こしいた)=欅(けやき)〈玉杢(たまもく)〉


欄間(らんま)=屋久杉(やくすぎ)浮造(うづくり)仕上げ・鳳凰(ほうおう)透かし仕上げ






出書院(でしょいん)欄間(らんま)=神代杉(じんだいすぎ)原木
出書院(でしょいん)天板(てんいた)=笹杢(ささもく)吉野杉


天袋(てんぶくろ)戸板(といた)=神代杉(じんだいすぎ)浮造(うづくり)仕上げ

広縁(ひろえん)=45o厚欅(けやき)板 ※前々本堂虹梁(こうりよう)材
桑(くわ)雇実(やといざね)仕立て



化粧庇(ひさし)桁(けた)=黒柿材〈金輪(かなわ)継ぎ〉




濡れ縁=45o厚欅(けやき)板 ※前々本堂虹梁(こうりよう)材


窓枠=ねじり格子(こうし)仕立て
外壁=ガルバリウム鋼板(こうはん)製


入口に設置された看板
本堂の「千年障子」試作品を使って住職製作

和泉の本龍寺

〒444-1221
愛知県安城市和泉町中本郷41

TEL 0566-92-0505