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「生きる元気」のもらえるお寺 Honryuji-temple
Honryuji-temple
本堂建設
BUILD MAINHALL
平成27〔2015〕年に本堂建設について動き出してから今日までの
本堂建設委員会や儀式の報告、工事の進捗状況などを
時系列にまとめています
2019.02.15 本玄関
本堂と
同朋(どうぼう)会館を
2間(けん)幅の廊下でつなぐ
渡り廊下と
東向き本玄関を建設中
唐破風(からはふ)の
瓦葺(かわらぶ)き工事と
雀口(すずめぐち)の
漆喰(しっくい)工事が
完了しました
格式と威厳のある
風格が漂います
本玄関の土間には
なんと一面すべてが
神代杉(じんだいすぎ)の天井
01.25付記事の
来迎壁(らいごうかべ)の
浮造(うづく)り虎杢(とらもく)
引戸板と共木(ともぎ)とか
神代杉天井
2019.02.06 欄間
南北の余間(よま)の上に
欄間(らんま)が納まりました
千年杉の千年障子は
2間(けん)の一枚板という
非常に貴重な素材
それを上下に連続して配置
枠には神代杉(じんだいすぎ)を
象嵌(ぞうがん)という技法で
はめ込んであります
息をのむ逸品です
「千年障子」と「欄間」
2019.01.25 引戸
阿弥陀さまが
安置されている
宮殿・須弥壇(しゅみだん)の
後ろの壁を
来迎壁(らいごうかべ)と
言います
そこに本日
引き戸が収まりました
神代杉(じんだいすぎ)
浮造(うづく)り一枚板
虎杢(とらもく)
これは土中に数百年も
埋もれていた杉材で
火山灰の中に埋没したもの
ともいわれます
圧倒される逸品です
神代杉引戸
2019.01.16 折障子
内陣・余間と
外陣を仕切る折戸が
納められました
一般的な本堂は
金障子(きんしょうじ)ですが
外陣を舞台として活用するため
パネル形式の折戸を
要望しておりましたが
篤信者のご尽力で
鶴岡八幡宮の千年杉
浮造(うづく)り一枚板の
折戸一式が納入されました
まさに圧巻!
「千年障子」と命名
2019.01.10 お朝事と日の出
朝7時10分過ぎ
お朝事の最中に
本堂内陣へ
初めて朝日が
飛び込んできました
内陣全体が
まるで金色に
輝いているようでした
2018.12.24 金灯籠と前卓
ちょっと遅れて
中尊前(ちゅうそんぜん)と
祖師前(そしぜん)の
金灯籠(きんとうろう)が
納入されました
既存の修復品です
これで荘厳が
すべて揃いました
前卓(まえじょく)は
本龍寺オリジナル品
阿弥陀経に出てくる
六鳥(ろくちょう)が
描かれています
京都・若林仏具製作所も
「弊社史上初めて」と
仰っていました
2018.12.21 唐破風としんらん音頭
本玄関の
唐破風(からはふ)
形状は秀吉が建てた
聚楽第(じゅらくだい)の一部
ともいわれる国宝の西本願寺
飛雲閣(ひうんかく)の
曲線ラインを参考に
設計されています
来年3月の御遠忌法要
慶讃(きょうさん)イベントで
しんらん音頭が
本龍寺では30年ぶりに
復活します
その第1回公式練習が
行われました
女性陣の熱気がすごいです
2018.12.19 浜縁と本玄関
浜縁の欄干(らんかん)が
完成しました
総檜(ひのき)材製
また浜縁すべてに
スノコを敷いて
もらいました
外側をぐるりと
回ることができます
本玄関の造作も
ここまで進みました
本堂と
既存の同朋会館との
バランスを絶妙にした
格式の高い
本格的な造りです
前本堂材も各所に使用
2018.12.13 本堂点描
浜縁の欄干(らんかん)と
本玄関・渡り廊下は
現在工事中とは言え
本堂内部はほぼ完成
左は内陣の様子
放送設備がまだなので
写っているマイクは
同朋会館の流用
左は常夜灯の様子
11月26日の記事と
決定的に違うのは
御本尊がおられる点
写真だと明るく見えますが
実際には薄ぼんやりと
浮かんで見えます
ぜひ夜間にお参り下さい
2018.12.05 御本尊還座式
2年2ヶ月の間
仮本堂だった
同朋(どうぼう)会館から
新しい本堂へ
御本尊にお還り頂く
還座(げんざ)式が
厳粛・盛大に
行われました
参詣者約240名とともに
お輿(こし)に
乗せられた御本尊の
ご移徙(いし)を見守り
読経・焼香・挨拶
乾杯・記念撮影と
笑顔が溢れました
御本尊還座式
2018.11.27 椅子搬入
岐阜県土岐市の
「みのはん」さんが
背面テーブル付の
本龍寺オリジナル椅子を
本堂200脚
同朋会館50脚の
計250脚
納めてくれました
岩原取締役専務が
住職のわがままを
プロとして
意匠し形にされた
力作であり逸品です
もちろん現在は
「みのはん」商品
として
販売されています
2018.11.26 常夜灯
照明とスイッチ類が整い
いろんなパターンをテスト中
左は夜間に常夜灯だけ
点灯した状態を
正面サッシの外から見た図
一晩中
本堂の外からも
お参りできます
2018.11.23 荘厳・仏具一式
京都の
若林仏具製作所さんが
本堂の荘厳(しょうごん)と
仏具一式を納めてくれました
一部新調品もありますが
基本的には
前本堂のものを
修復して使用します
内陣(ないじん)
余間(よま)
外陣(げじん)には
紋縁(もんべり)畳も
入りました
来る報恩講(ほうおんこう)の
仕様になっています
いよいよという感じです
2018.11.20 建具と渡り廊下
建具(たてぐ)が
入ってきました
左は南余間の襖(ふすま)
華(はな)部屋や
後堂(ごどう)の
収納戸には
米ヒバの板戸が
取り付けられました
新本堂と
同朋(どうぼう)会館は
2間(けん)幅の
廊下で繋がります
ここに東向き
唐破風(からはふ)の
本玄関が作られます
完成は来年2月
2018.11.19 浜縁と外階段
浜縁(はまえん)と
向拝(ごはい)の
土間部分に
コンクリートを
打設しました
出ているボルトには
欄干(らんかん)が
据えられます
浜縁の南側は
石板を用いた
階段が付きました
誰でも自由に使えますが
奥に華(はな)部屋を
控えたこの場所は
「仏華の会」の
活動拠点となります
2018.11.15 金箔と外陣
内陣(ないじん)と
余間(よま)の
金箔処理が
完了しました
メンテナンスを考え
クロス製ですが
本物の金箔より
高価なのだとか
舞台形式の
外陣(げじん)の様子
再利用の框(かまち)材の
長さが足りなかったため
両端に親柱をつけて
舞楽(ぶがく)の
高舞台(たかぶたい)風に
仕上げました
2018.11.14 工事フェンス撤去
建設現場を
グルリと囲っていた
工事用フェンスが
すべて撤去され
本堂全体が
あらわになりました
これから外構工事が
始まります
基礎梁(はり)の上に
防火と断熱対策の
珪酸(けいさん)
カルシウム板が
グルリと貼ってあります
南隣に新しく
24台分の駐車場も
出来ました
本堂内部も
スッキリ片付いて
来ました
21日(水)に
荘厳(しょうごん)一式が
24日(土)に
和紙製の畳が
入ります
2018.11.01 石階段と内装
本堂正面
向拝(ごはい)直前に
石の階段が
据え付けられました
参道の高さより
3段=45センチで
向拝の三和土(たたき)に
上がれます
仏華の会の活動拠点
華部屋(はなべや)
余間(よま)との段差が
60センチもあるので
丈夫な移動式階段を
作ってもらいました
大きな仏華(ぶっか)を
ここから搬入します
2018.10.29 鴨居と長押
竣工まで
あと約1ヶ月となり
内装の仕上げが
大詰めとなっています
今は余間(よま)の
板鴨居(いたがもい)と
長押(なげし)の
取付けです
長押(なげし)というのは
断面が三角形だと
思い込んでいましたが
構造的補強材と
位置付けているそうです
等間隔に刻まれた
三角形の溝は
取付け用釘彫(くぎぼ)り
余間(よま)の床下
基礎梁(はり)高85センチ
+外陣(げじん)高50センチ
+余間(よま)高10センチで
深さは約1.5メートル
この床束(ゆかつか)に
収納用の棚が付きます
他にも収納スペース多数
2018.10.26 安城ホームニュース
フリーペーパー
『安城ホームニュースPlus』に
拙寺御遠忌
稚児行列の参加者募集記事が
掲載されました
同誌は
安城市を発行エリアとし
毎月第4金曜日
61,850部が
中日新聞を
取っている家を中心に
各家庭に配布されます
新聞記事
2018.10.11 御本尊還座式案内
本堂の完成に伴って
御本尊を本来の座にお還り頂く
還座式(げんざしき)の案内が
公開されました
本龍寺とご縁ある方々に
歴史的な仏事の証人に
なって頂きたいと願います
記念手ぬぐい差し上げます
2018.10.09 正面と浜縁
本堂正面に
建具が入りました
魚津さんも初採用の
上吊り方式で
折障子式
二重ガラスサッシ
開口部がフルオープンし
広い出入り口を確保
こちらは浜縁(はまえん)
木製欄干(らんかん)の
土台石材の据え付け
この上に
鉛シートを介して
地覆(じふく)や
高欄(こうらん)などが
組み上がります
2018.10.08 外陣と内陣
大間(だいま)より
50センチ高く設定した
外陣(げじん)が
形になってきました
中央が凸形に張り出し
法要にステージに
いろんな使い方を
する予定です
左は内陣(ないじん)の
親鸞聖人を安置する場所
奥にお厨子(ずし)を
手前に卓(しょく)を
納めます
別院並みに
お給仕用に
通路を設定しました
2018.10.06 稚児行列参加申込み受付開始
2018.10.04 足場撤去
昨日から始まった
足場の撤去作業が
丸2日かけて完了
工事フェンスは
残るものの
ついに
本堂の全貌が
姿を現しました
撞木(しゅもく)屋根の
構造がよくわかる図
西半分の壁面が
不燃・遮熱・耐候性に優れた
繊維強化セメント製
珪酸(けいさん)
カルシウム板で
覆われています
2018.09.27 第41回建設委員会〔稚児行列申込み受付〕
2018.09.22 第2回建設現場内覧会
竣工まで
約2ヶ月となり
建設現場の
見学会が行われました
この日は
春季彼岸会
永代祠堂法要の
初日でもあったので
約200名の方が
広い本堂の中で
歓声を上げていました
石川技術顧問や
大工さん方が
見学者の質問に
ていねいに対応
本堂内に笑顔が溢れました
2018.09.22 前々と前本堂の大虹梁
明治期に建設された
前々本堂の
大虹梁(だいこうりょう)は
三河地震後に再建された
前本堂にも
再利用されました
三河産ケヤキの
赤身無垢材です
今回それが
外陣(げじん)の
框(かまち)として
再々設置されました
高さ500ミリ
奥行275ミリ
全幅4.95メートル
約800キロあるそうです
2018.09.16 稚児用のぼり
来年3月31日
稚児行列が行われます
今回
衣装でお世話になる
株式会社 武蔵さんが
のぼりを2種類
届けて下さいました
右が募集用で10枚
左が当日の
行列用10枚
いよいよです
2018.09.11 第40回建設委員会〔稚児行列・内覧会・竣工式〕
「建設委員会だよりI」
発行
2018.09.07 内装工事
本堂内部の
床張り工事が
進んでいます
左は本堂南側の
華部屋(はなべや)14畳と
流し台のある配膳室6畳
仏華の会の
活動の場となります
左は参詣席から見た
外陣(げじん)と
内陣(ないじん)
段差が50センチあり
ステージ形式に
なっています
様々なイベントにも
対応できます
2018.08.29 妻足場の撤去
御本尊が安置される内陣と
大屋根の両妻(つま)に
設置されていた足場が
撤去されました
本堂内部では
内陣(ないじん)・外陣(げじん)
余間(よま)の
床張り工程に進みます
屋根部では
両側面の鬼瓦(おにがわら)や
破風(はふ)の全容が
見渡せるようになりました
すべてにおいて
奇をてらうことなく
正統的+伝統的+シンプルな
造作が活かされています
2018.08.28 オリジナル椅子
新本堂用の椅子
最終仕様品が届きました
「みのはん」ブランド
イワトー株式会社さんの
岩原取締役専務と
何度も打合せ・試作を経て
ノウハウを詰め込んだ
企業努力が結実しました
フレームは高強度で軽いビーチ材
シートはPVC=ビニールレザー
お茶受け付のテーブルを
背もたれ裏面部に
最強力のネオジム磁石で収納
みんなでワイワイ意見を集約して
座面サイズと高さを40センチに
発注数は200脚
2018.08.27 折上小組格天井
お盆や
児童夏の集いなどが終わり
夏が過ぎていきます
本堂建設も竣工まで
残り3ヶ月となりました
左は
内陣から大間・土間を
見下ろした図
内陣の
折上小組(おりあげこぐみ)
格天井(ごうてんじょう)が
完成しました
格天井の格間(ごうま)に
さらに細かく組んだ
格子を入れた
格式の高い天井です
折り上げ部分を支える
湾曲した太い縦木を
支輪(しりん)または
亀の尾(かめのお)と言い
同じ曲線で小組の幅に並ぶ
細い縦木を
蛇骨子(じゃぼこ)と言います
ヘビのあばら骨?
2018.08.10 留蓋瓦
向拝(ごはい)の両隅に
逆さ獅子が立ちました
これは留蓋(とめぶた)瓦といって
隅部の接点から雨水が入るのを
防ぐために据えられた
半球形(椀を伏せた形状)のものが
意匠(いしょう)面で発展して
動物や植物の飾りが付いたもの
獅子が採用されたのは
説法獅子吼(ししく)のように
獅子が吠えて百獣を恐れさせるが如く
仏の教えは魔界・外道も
恐れ従わせるからとか
獅子身中の虫のように
外敵にどんなに強い者も
滅びるのは内部・内面からとか
獅子と仏教は縁深いからでしょう
ただ何で逆立ちしているのかは
葺き師さんも分からないそうです
2018.08.08 棟札設置
内陣屋根の小屋裏最上部
御本尊の真上当たりに
棟札(むなふだ)を
掲げて頂きました
当初はさらしの布で
包みましたが
絹は虫が食わないと
教えて頂いて
シルク100%布に交換しました
昆虫は蛹(さなぎ)の間
外敵に対して全く無防備ですが
蚕(かいこ)は生物進化の
長い歴史の中で
他の虫が寄り付かない
食べられない物質で
繭(まゆ)を作れたからこそ
無事に生き残ったのだそうです
末永く棟札をお守り下さい
2018.08.07 第39回建設委員会 〔稚児行列・建設現場内覧会・竣工式〕
2018.08.02 瓦葺き完了
瓦葺き工事が
完了しました!
左は大屋根の
大棟(おおむね)西面
手前と奥に
降り棟(くだりむね)
左に水平に伸びるのが
内陣屋根の
大棟(おおむね)
大屋根中央より
内陣屋根を見た図
3月14日の写真を
反対から見ています
下屋(げや)が
内陣屋根をグルリと
囲っている形状は
撞木(しゅもく)屋根でも
たいへん珍しいとか
2018.07.31 バーベキュー
毎年7月末日は
拙寺同推会のバーベキュー
今年は連日猛暑の中
頑張って下さっている
大工さんや瓦の葺き師さん方も
ご招待しました
総勢約80名の賑やかな
楽しい夜となりました
2018.07.29 余間の天井
南の余間(よま)天井が
完成しました
格天井(ごうてんじょう)に
天井板は金箔仕上げ〈クロス〉
シーリングライトも付きます
4.2メートルの天井高と
素材の白木色にマッチして
よく映えて見えます
2018.07.24 大間の床板
大間(だいま)と土間の
床張り工事が始まりました
床束(ゆかつか)や
根太(ねだ)は使わず
大引き(おおびき)を直接
鋼製束(こうせいづか)で支え
24ミリ厚の構造用合板を
全面に貼ります
中澤棟梁が言うには
「大相撲が出来ます」
基礎梁(はり)の高さが
850ミリもあるので
梁(はり)区画すべてに
開口部を作って
本堂全面を床下収納として
活用します
2018.07.22 外壁と後堂
本堂の
西半分すべての
外壁部分に
厚さ14ミリの
繊維強化セメント製
珪酸(けいさん)
カルシウム板が
設置されました
不燃・遮熱・耐候性に
非常に優れた
特性を持ちます
ボードの上下には
厚い銅板で
完全水切り施工
腐食や放火の防止にも
力強い味方です
上記写真のすぐ内側
後堂(ごどう)の様子
天井工事が完了し
足場が外されたところ
一般的な本堂では
夏場のこの場所は
灼熱となりますが
快適に過ごせそうです
2018.07.20 鬼瓦設置
この日の午後
大屋根の両端に
天高く
鬼瓦が1対
設置されました
本堂全体が
凜(りん)と
引き締まりました
2018.07.19 鬼瓦
大屋根の鬼瓦が
搬入されてきました
製作は
高浜市青木町の
山本鬼瓦工業株式会社さん
鬼師は杉浦和行氏
仕上げの綺麗さでは
業界No.1!とか
前本堂の鬼瓦(上)との
大きさの違いは歴然
鬼瓦設置を含む棟工事は
愛媛県西条市の
大伸株式会社さん
連日の酷暑で屋根の上は
1時間が限界らしく
安全第一を祈るばかり
2018.07.13 第38回建設委員会 〔本堂備品・稚児行列・御遠忌日程〕
「建設委員会だよりH」
発行
2018.07.05 大引き
大間(だいま)と土間に
大引き(おおびき)が
設置されたところ
木製の床束(ゆかづか)でなく
鋼製束(こうせいづか)を用い
根太(ねだ)を使わず
24ミリ構造用合板で
床全体を支えます
2018.07.03 内陣屋根完成
内陣屋根の
瓦葺(ぶ)き工事が
完了しました
新本堂は
入母屋(いりもや)
撞木(しゅもく)屋根
という仕様で
大屋根・内陣屋根・下屋の
3つの屋根を持ちます
このうち
内陣屋根と下屋が完成
残りは
大屋根の
箕甲(みのこ)と
降り棟(くだりむね)×4と
隅棟(すみむね)×4と
大棟(おおむね)
工期は7月いっぱいとか
2018.07.02 足場撤去
外陣(げじん)と
大間(だいま)と土間の
内部足場撤去が
始まりました
1間(けん)=192センチで
外陣13畳+大間78畳+土間14畳の
ほぼ柱のない
広い空間が出現
堂内の幅は7間(けん)
=13.4メートル
前後は5〜6.5間
=9.6〜12.5メートル
高さは2.5間
=4.8メートル
いろんな可能性ある
使い方が出来そうです
2018.06.27 点灯試験
設置された照明の
全灯試験を実施
旧来の本堂とは
別次元の明るさに
期待が膨らみます
来週には堂内の足場が
撤去されるので
色変化も試したいです
天井には
堂内の空気を
循環させるための
サーキュレーターを
4機設置
風力の強弱はもちろん
正逆回転も可能とか
快適空間の一助となるはず
2018.06.26 堂内照明
外陣・大間・土間の天井は
格天井(ごうてんじょう)で
自然換気式の化粧不燃材
石膏(せっこう)吸音ボードを
全面に施工
そして本日
LEDシーリングライトが
取り付けられました
天井までの高さが
4.8メートルあるので
8畳用の照明器具を
42個設置
明るさと昼光色・電球色の
調光が可能
堂内を色彩や濃淡で
彩(いろど)ることも
2018.06.25 降り棟
瓦葺き工事は
ここまで進み
本堂屋根の
全体像が
見えてきました
いよいよ各種の
棟(むね)工事が
本格化します
降り棟(くだりむね)とは
破風(はふ)寄りの
屋根面に
大棟(おおむね)から
軒先に向かっての
流れ方向の棟のこと
左は内陣屋根の
西端の部分
乾式の
耐震棟工法を採用
土や漆喰(しっくい)を
使用せず
下地材に瓦をビスで固定
軽量化と高強度に加え
通気性を持つのが
大きな特徴
内陣屋根の西端に
取り付けられる
鬼瓦(おにがわら)
上部の筒状の3本は
経の巻といいます
中央には
本龍寺の寺紋
鶴丸(つるまる)入り
2018.06.21 第37回建設委員会 〔追加工事・本堂備品・稚児行列〕
2018.06.15 本瓦葺き
2月下旬に
下屋(げや)の
桟瓦(さんがわら)搬入
4月上旬に
大屋根と内陣屋根の
本瓦(ほんがわら)搬入
現在の
瓦葺き工事は
ここまで進みました
左は西北の角から
屋根全体を見た図
残る工事は
箕甲(みのこ)
谷廻り
耐震棟(むね)
いよいよ棟工事は
来週から始まります
2018.06.02 コンセントと天井板
耐震補強格子壁の両面に
12ミリ厚構造用合板を
貼り合わせる前に
電気とガスのコンセントを
取り付けます
電気は通常の約3倍
ガスも10ヶ所以上
設置します
外陣・大間・土間の天井用
化粧不燃石膏(せっこう)
吸音ボードが届きました
910ミリ角を約210枚使用
裏打ち材のガラスペーパーを
一部剥がして室内の
自然換気を促す効果も
魚津さんも初めて採用とか
2018.05.30 箕甲瓦葺き
左は内陣屋根の西端
屋根面の曲面より
破風板(はふいた)の方が
強い反り(そり)を持つため
屋根と破風の継ぎ目で
曲線にギャップが生じます
そのギャップを調整するため
屋根から妻にかけて
屋根面を
微妙に曲げ降ろす
必要があります
この調整曲面部分を
箕甲(みのこ)といいます
屋根の流れ方向に対し
直交する形で葺かれる瓦は
掛瓦(かけがわら)
2018.05.17 第36回建設委員会 〔屋根工事・天井工事・稚児行列〕
2018.05.07 大屋根内部
新本堂の最大の特徴は
T字型の撞木(しゅもく)屋根
その結合部の内部写真
横方向の大屋根と
奥へ続く縦方向の内陣屋根
その屋根のつなぎ部には
法律により防火壁の設置が
義務づけられています
上の写真より
手前(東)に下がって
見上げた図
写真上部が大屋根の最上部
右側にも防火壁
合掌トラスを組み合わせた
モノコック構造が
よく分かります
2018.04.30 大屋根の瓦葺き
本堂正面
大屋根の本瓦葺きは
ここまで進みました
でも瓦葺きの完成は
6月下旬とか
葺き師は
西尾の
八木瓦工事店さん
拙寺の都築総代が
カメラ好きで
写真を撮っているうちに
葺き師さんと仲良くなり
撮影したのが
左の写真
たいへん珍しい
記念写真となりました
2018.04.26 第35回建設委員会 〔平成29年度決算報告・耐震補強格子壁工事〕
2018.04.19 本堂内部
拙寺建設委員会の
石川技術顧問と
魚津社寺工務店の
中澤棟梁との
現場での打合せに
同席させてもらい
建設中の本堂内部に
入ってきました
部材の太さと
耐力壁の多さ!
耐震補強として
90ミリ角の
木製面格子の両面に
12ミリ厚の
構造用合板を
貼り合わせます
金山現場監督に頂いた
3月28日付の
内陣屋根の内部写真
合掌トラスや
直径450ミリの
ケヤキ丸柱が見えます
ほぼすべての部材は
ボルトで固定されます
2018.04.13 本瓦葺き
11日から
内陣屋根の北面より
本瓦葺き工事が
始まりました
下屋(げや)の
桟瓦(さんがわら)葺きとの
違いがコントラストとなり
重厚な屋根になります
2018.04.10 瓦葺きの業者と工期
一体型の本葺瓦は
高浜市の
株式会社 神仲さんが製作
瓦の施工は
西尾の葺き師さん
耐震棟(むね)の施工は
愛媛県の大伸 株式会社さん
工期はざっと2ヶ月半!
2018.04.09 本葺瓦の搬入
朝から25トンの
ラフタークレーンが
やって来て
本葺(ほんぶき)用
一体型瓦を
屋根に上げる
作業が行われました
180枚×40パレットで
なんと7,200枚!
下屋(げや)は
桟瓦(さんがわら)葺きですが
大屋根と内陣屋根は
本瓦(ほんがわら)葺き
となります
すべて土を使わない
空葺き(からぶき)工法が
採用されます
2018.04.04 屋根仕舞いとルーフィング
すべての屋根に
野地板と
防水シートの
ルーフィングが
貼られました
これでやっと
本堂内の木材が
雨から
守られます
ルーフィング貼りと
瓦段の取付けから
屋根の仕事は
魚津社寺工務店の
大工さんでなく
碧南の
屋根屋さんに
バトンタッチ
されました
2018.03.29 破風板と懸魚
大屋根左右(南北)の
妻の部分に
破風板(はふいた)が
取り付けられました
建物の顔と
言われる部分ですが
風を破る板と
書くとおり
屋根裏へ
下や横からの風や雨が
入り込むのを防ぐのが
目的なようです
懸魚(げぎょ)は
妻飾りの一種ですが
魚(=水)を屋根に懸ける
つまり建物を火災から守る
祈りが込められています
2018.03.23 向拝仕上げ
向拝(ごはい)が
仕上がりました
軒先に化粧材の
飛燕垂木(ひえんだるき)と
裏板が付けら
横木の桁材を介して
角度が浅くなった
桔木(はねぎ)が
荷重を支えます
これが
正面屋根の
美しい曲線を
作り出します
母屋(もや)材が
取り付けられれば
垂木と野地板で
屋根仕舞いと
なります
2018.03.23 第34回建設委員会 〔屋根仕舞い・稚児行列〕
2018.03.14 桔木と向拝
本日
現場監督が
工事の現場写真を
届けてくれました
最近の工事進捗状況を
報告します
左は下屋(げや)南面の
桟瓦葺き(さんがわらぶき)が
完了したところ
深い軒先が低下するのを防ぐため
上方を小屋束(こやづか)に固定し
土居桁(どいげた)などを支点として
梃子(てこ)の原理を用いて
軒先を支えるのが桔木(はねぎ)
将来万が一、軒先が下がった時は
これを調節することによって
軒先を持ち上げることができます
1本300sもある
吉野ヒノキ材の野物(のもの)を
桔木(はねぎ)として
大屋根の前方両角に2本ずつ
後方の両角に1本ずつ
計6本が設置されます
飛燕垂木(ひえんだるき)と
茅負(かやおい)も
取り付けられました
内陣屋根の最上部
棟(むね)の後方から
大屋根を見た図
屋根の構造が
よく分かる
迫力ある写真です
一部の野垂木(のだるき)は
まだ未施工の状態
現在は
野地板(のじいた)が
ここまで
貼られています
今年の冬は
雨が多いので
早く屋根仕舞(じまい)が
完了することを
祈っています
屋根の中央が
前方に張り出した部分を
向拝(ごはい)と
いいます
4本の向拝柱(ごはいばしら)と
海老虹梁(えびこうりょう)を
横方向の
虹梁(こうりょう)で
組み付けます
本堂の深い軒を支えるため
柱上に設置する
細かく複雑な
組物(くみもの)は
斗?(木偏に共・ときょう)
斗(ます)と肘木(ひじき)を
組み合わせて
上部の荷重を集中して
柱に伝えます
斗?(木偏に共・ときょう)上の
横部材は
化粧桁(けしょうけた)
美しい彫刻が
施されているのは
手挟み(たばさみ)
手前の片流れ破風(はふ)は
縋破風(すがるはふ)
着々と工事が進みます
2018.03.02 下屋の瓦葺き
今日から
下屋(げや)の
瓦葺き(かわらぶき)工事が
始まりました
土を使わない
空葺き(からぶき)工法
桟瓦(さんがわら)葺きで
仕上げられます
ちなみに
大屋根と内陣屋根は
本瓦(ほんがわら)葺き
となります
屋根仕舞も
ここまで
進みました
2018.02.27 第33回建設委員会 〔建方工事・下屋瓦葺き・西廊下解体〕
「建設委員会だよりG」
発行
2018.02.20 破風板と下屋瓦
西妻(つま)に
破風板(はふいた)が
取り付けられました
破風(はふ)とは
妻における造形のことで
建物の品格を表現します
新本堂はシンプルが基本ですが
懸魚(げぎょ)などが付きます
本日
下屋の上に
瓦が搬入されました
内陣屋根には
野垂木(のだるき=スギ)の
取付けも
始まりました
屋根仕舞が進みます
2018.02.15 下屋屋根仕舞い
後堂(ごどう)上の屋根
=下屋(げや)の工事が
進みました
地垂木(じだるき=米ヒバ)
化粧野地板(のじいた=米ヒバ)
軒の先端で
垂木の上に渡す横木は
茅負(かやおい=米ヒバ)
写真下は
野垂木(のだるき=スギ)
野地板
防水シートである
ルーフィング貼り
瓦段が
縦横に留めてあるのは
瓦の間から万が一
雨が漏れても
水をためず下に落とすため
2018.02.13 西妻化粧材
新本堂には
妻(つま)が3つあります
大屋根左右の
北妻と南妻
そして内陣屋根の西妻
この西妻に
化粧材の虹梁(こうりょう)が
組み付けられました
化粧材とは
施工後も
目に見える部分に
使われる木材のこと
耐水性・耐朽性の高い
米ヒバが主に使われます
この虹梁は
左図面〔西面図〕の
青く塗った部分
2018.02.06 本堂建設上棟式
寒いながらも快晴の中
「建設起工式」が
約250人の参列者とともに
賑々しく行われました
式次第は
@ 開式の言葉 同朋会館
A 一同合掌
B 祝餅奉納 新本堂内
C 読経・焼香
D 上棟儀式 新本堂前
〈曳綱の儀・槌打の儀〉
E 記念撮影
F 棟札紹介 同朋会館
G 挨拶・祝辞
H 乾杯
I 一同合掌・恩徳讃斉唱
J 閉式の言葉
左は
当日パンフレット
上棟式に
参列された方と
午後からの内覧会に
来場された方に
配布されました
クリックすると
拡大します
こちらは
配布・掲示用の写真報告
2018.02.03 餅つき
上棟式にお供えする
お華束(けそく)作りが
行われました
建設委員とお寺の役員が参加
餅米1俵=20臼の
賑やかな餅つきでした
上棟式は
2月6日(火)10:00
上棟式当日は
約200名の参加を想定
当初は足場を全部外し
コンパネを敷き詰めて
全ての儀式を本堂内で
行う予定でしたが
大工仕事を最優先にしたいのと
強力な寒波が来るというので
読経・焼香は本堂内
曳綱(ひきつな)槌打(つちうち)は
本堂前で執行するものの
挨拶や乾杯などは
暖かい同朋会館で
行うことになりました
写真左は今日作られた
1,650個のお餅
2018.01.31 屋根小屋組
1月末日現在
屋根工事は
ここまで進みました
基本的な屋根構造は
大間(だいま)上の「大屋根」
内陣(ないじん)上の「内陣屋根」
華部屋・回廊・後堂(ごどう)上の
「下屋(げや)」の3つ
大屋根の南北妻(つま)と西面の
母屋(もや)組付け
下屋の垂木(たるき)と化粧材
野地板まで取付けが進みました
棟木(むなぎ)上の垂直材は
棟束(むなつか)といって
棟瓦(むながわら)の
骨組みとなる部分
2018.01.24 第32回建設委員会 〔建方工事・上棟式・稚児行列〕
2018.01.19 上棟
これまでに
大屋根の
南妻(つま)と北妻に
登梁(のぼりばり)が
大屋根四隅の
化粧隅木(すみぎ)の上に
地隅木(じすみぎ)が
取り付けられました
そして本日
大屋根頂上に
棟木(むなぎ)が
上がりました
すると
雰囲気が一変!
重厚にそびえ立つ
風格の兆しが
2018.01.16 大屋根トラス設置完了
大屋根の合掌トラス
最後の6枚目が
上がりました
25トンのラフタークレーン
と言えども
距離があるので
慎重に作業が
進められました
西側から見た
撞木(しゅもく)屋根の形状
手前が内陣屋根
東側が大屋根で
その頂点に
棟木(むなぎ)が上がります
前後方向では大間(だいま)の
中央にあたります
2018.01.15
「建設委員会だよりF」
発行
2018.01.12 大屋根合掌トラス
大屋根の合掌トラスは
最大で5間=9.6mの
柱のない空間を支えるため
かなり巨大なもので
境内の真ん中で
組み立てています
ラフタークレーンも
本堂前に移動しました
本日朝一番で
その1枚目が
上がりました
1枚で約1.7トン
全部で6枚の
合掌トラスが
入母屋造の
大屋根を支えます
今日一日で
3枚の大トラスが
設置されました
写真左は
南西方向からのもの
左側は内陣屋根
撞木(しゅもく)屋根の
概容が見えてきました
2018.01.11 棟札裏書
昨年11月20日に
棟札(むなふだ)を書き終えて
はて裏面はと思慮しておりました
結局、拙寺の原点
承安4年=1174年に
近江国の樋口左衛門尉正則が
この地に念仏道場を開いたことと
お寺の究極的な使命は
『親鸞聖人御消息』第25通の
左記2行であることを記しました
原文は「世のなか安穏なれ 仏法ひろまれ」ですが
仏法的な価値観や生き方が広まらないかぎり
世の中は安穏にならない
その役割を果たすために
この本堂が念仏道場であり続けたいと
誓いを込めたことでした
2018.01.10 化粧隅木
新本堂は
縦長の空間を確保するための
撞木(しゅもく)屋根という
T字型の屋根が最大の特徴
便宜上、西の屋根を「内陣屋根」
中澤棟梁が「本側(ほんがわ)」と
呼んでおられる大間上の屋根を
「大屋根」と呼ぶことにします
写真上は内陣屋根に
合掌トラスが3枚
組み付けられたところ
写真下は本日
2017.08.10付記事の
化粧隅木(すみぎ)が
大屋根の四隅に
取り付けられたところ
2018.01.06 トラス小屋組
平成30年=2018年が
スタートしました
屋根の骨組みである
小屋組=合掌トラスの
組み付けです
新本堂は
建物中央に柱のない
広い大間が大きな特徴
そのため
小屋組にはトラス構造が
採用されています
これは三角形を基本単位として
その集合体で構成する構造形式
構造部にかかる力を
圧縮力と引張力という軸力のみに
単純化して負担します
つまり屋根荷重のすべてを
方杖(ほうずえ)と呼ばれる
斜めの部材を用いて
横方向の力のみに変換する
仕組みなのです
左は内陣上部への取り付け
これと同じものが
あと2枚作られます
2017.12.28 仕事納め
本日で
年内の仕事納め
建方(たてかた)工事は
ここまで進みました
2018年は1月5日から
工事再開です
大工さん方
お疲れさまでした
2017.12.23 立柱完了
18日から始まった
立柱作業は
6日間で
85本すべての柱が
据えられました
大虹梁や
脇虹梁も
組み付けられました
日曜日に
雨が降りそうなので
大工さんが急いで
雨養生しました
週明けから
柱の上部に
桁材が
取り付けられます
2017.12.20 建設上棟式案内
来年2月6日(火)に
行われる
上棟式の案内が
公開されました
午後1時〜3時まで
本堂内部を
一般開放する
内覧会も行われます
2017.12.20 第31回建設委員会 〔建方〈立柱〉工事・上棟式・懇親会〕
立柱式
立柱式とは
最初の柱を立てる儀式のこと
ただ本堂などの
大きな建物の場合
1本もしくは
数本の柱を立てて
作業を中断するのは
非常に危険なため
魚津社寺工務店では
行ったことが
ないそうです
それでも
本堂を支える柱の
1本1本に
祈りを捧げようと
建設委員だけ集まりました
住職の読経中
ご本尊前と
同朋会館廊下から
一望できる建設現場へ
焼香をしました
正信偈の後
造営部長の
挨拶がありました
2017.12.18 立柱開始
早朝から
25トンの
ラフタークレーン登場
本堂奥=西側から
総計85本もの
柱を立てる
作業が
始まりました
柱の内訳は
ヒノキ材の角柱65本
ヒノキ材の丸柱14本
そして
見せ場の
直径450ミリ
赤身無節の
ケヤキ材丸柱が6本
柱はいきなり
ほぞ穴の奥まで
差し込まず
少し浮かせておいて
横方向に開き
鴨居などの
横木を組み合わせてから
沈めます
桧材の300ミリ
角柱と丸柱
基礎梁(はり)の
コンクリートに
直接立てる
柱の底部には
鉛シートが
貼り付けてありました
2017.12.12 足場設置
報恩講も終わり
本日から建方(たてかた)の
ための足場の設置が
始まりました
今週中に
材木の搬入があり
来週はいよいよ
立柱です
2017.11.29 土台設置
すべての
基礎梁(はり)の上に
土台が設置されました
コンクリートとの
接地面には
鉛(まなり)シートと
人工石の基礎パッキンが
敷かれています
建物の荷重を支える
角柱が立つところ
アンカーボルトで固定された
土台と組み合わさり
縦横にボルトで締められ
ホールダウンで
下方にも引っ張られて
ガッチリ固定されます
西側より見たところ
立体的な部分は
内陣(ないじん)です
大間(だいま)から
500ミリ高く外陣(げじん)
外陣から250ミリ高く内陣
つまり内陣は参詣席から
750ミリの高さになります
本堂の中心部
直径450ミリ
ケヤキ材の丸柱が
鉛シートを介して
立つところ
基礎梁(はり)も
幅を広くして
補強してあります
2017.11.27 材木搬入
本日から
初めて本堂の
建物用材木が
運び込まれてきました
幅300ミリの
基礎梁(はり)上に
桧材の土台が
敷かれます
外周土台には
人工石でできた
基礎パッキンが
全面に敷かれ
追って
腐食防止と
防火のために
銅板が巻かれます
2017.11.20 棟札完成
棟札(むなふだ)とは
建築物の造営や修復の際に
その建物の由緒や建築関係者
建築年月日等を記した札のこと
木製の板に墨書し
屋根裏の棟木や束に取り付けます
書かれる内容に規則や作法はなく
簡潔なものから
詳細に建築記録などが記されたもの
絵柄が画かれたものなど
多種多様な棟札が存在しています
中尊寺の保安3〔1122〕年の
棟札が現存最古とか
鎌倉時代以後が多く
建築関係史料として非常に貴重
拙寺の新本堂用棟札は
無垢の吉野桧材で
幅320ミリ・高さ1435ミリ・厚さ31ミリ
起工式と上棟式の日付
建設委員会の全委員40名
設計施工の業者名と棟梁名
仏具工事の業者名
住職・副住職名を記しました
とにかく100年先へのメッセージなので
裏面には
現在の本龍寺が分かるような
何かを記したいと思慮中です
2017.11.17 棚足場設置
建方工事に先立って
高さ850ミリの
基礎梁(はり)内部に
棚足場が
設置されました
合わせて
今後の日程が
確定しました
11月27日から
土台材木敷き
本龍寺の報恩講期間
12月7〜10日は休んで
12月11日から
25tラフタークレーン搬入
そしていよいよ建方〔立柱〕の
工事が開始されます
2017.11.16 第30回建設委員会 〔建方〈立柱〉工事・上棟式・棟札〕
2017.11.09 木工事70%
魚津建設の
設計事務所
二村所長より
写真が届きました
加工工場での
大工作業の現況と
石川技術顧問の
材木検査の
様子です
写真上は
300ミリ角
無節ヒノキ材の向拝柱
写真下は
直径450ミリ
赤身無節ケヤキ材の丸柱
墨付けをしています
建方の壮観な風景が
今から楽しみです
2017.11.07 向拝階段設置
本堂正面
向拝(ごはい)の
石階段が
設置されました
一段目の前にある
半円形の石は
木製高欄(こうらん)の
柱が据えられます
来週から基礎梁内部に
足場が組み立てられ
11月下旬に土台敷き
12月7〜10日の
拙寺報恩講後に
いよいよ建方(たてかた)
=立柱工事が
始まります
2017.11.02 礎石設置
台風が2つも通過して
穏やかな初冬の晴天
石工事が再開しました
向拝(ごはい)柱の
土台石設置です
基礎コンクリの上に置くのは
四角い礎石(そせき)と
そろばん珠のような礎盤(そばん)
これは柱の足元を
腐りにくくすることに加え
屋根からの荷重を
地面にしっかりと伝える
働きをしています
2つも石を重ねて
不安定なようですが
実は力学的な意味があるのです
ステンレス棒で位置が
固定されているとはいえ
向拝柱は隣の柱との連結が
虹梁(こうりょう)の横材
一本だけなのでやや不安定
そこで地震力などの横からの力を
礎石と礎盤の間に生じる
摩擦力によって処理します
力学的にはピン支持といいます
また向拝柱の最下部は
粽(ちまき)とよばれ
細く絞って作られています
柱が斜めに傾いた時
柱の角(かど)を傷つけないための
形状なのです
日本建築の奥深さに敬服します
2017.10.18 第29回建設委員会 〔基礎工事・建方〈立柱〉工事・上棟式〕
2017.10.12 石工事と基礎梁レベリング完了
本堂外周の
縁石設置が終わり
残されていた
基礎梁(はり)の
レベリングが完了
縁石と基礎梁の
天端(てんば)が
面一(つらいち)に
この上に厚さ20ミリの
人工石でできた
基礎パッキンを挟んで
土台の材木を据えます
基礎と土台を固定するのが
短いアンカーボルト
長いボルトは柱を基礎から
下に引っ張るホールダウン
2017.09.28 石工事を開始
基礎の
コンクリ工事が
完了して
今日から
石工事が始まりました
まず基礎梁(はり)の
外回り一周を
石材で縁取ります
その後
レベリングをして
木材の土台設置に
移ります
向拝階段と
浜縁欄干(らんかん)下の
石工事は
さらに先の工程になります
2017.09.26 木工事47%
本日
魚津建設
設計事務所の
二村所長より
加工工場での
大工作業
最新情報が
届きました
写真上は
外陣大虹梁の
両脇に据えられる
ケヤキ材虹梁の彫刻の様子
写真左は
300ミリ×300ミリ角
吉野ヒノキ材本堂側柱の
墨付け状況
無節の逸品揃いです
2017.09.25 ベントとドレーンの貫通
基礎梁(はり)〔=立ち上げ〕を
850ミリとしたことで
より効率的な床下換気のため
ベント〔=通風孔〕を
すべての梁に105箇所も設定
また水抜き用の
ドレーン〔=排水孔〕も
36箇所開通しました
2017.09.21 前本堂の大虹梁
左は前の本堂に
据えられていた大虹梁
有効長は5.16メートル
高さ54センチでした
新本堂は参詣者が
椅子に座ることを前提に
設計してあるので
外陣を大間より
50センチ高く設定
そこでこの大虹梁を
外陣の框(かまち)に
再利用してはと
提案がありました
削ってみたら
白太(しらた)が若干あるものの
きれいなケヤキ材赤身で
あることが判明
期待が大きく膨らみます
2017.09.13 第28回建設委員会 〔基礎工事 木工事詳細・上棟式〕
2017.09.08 基礎のコンクリ工事完了
型枠が外され
本堂基礎における
鉄筋コンクリート工事が
完了しました
総重量約600トンの
完全一体化した
基礎構造体の
完成です
基礎立ち上げは
高さ850ミリ
設計の初期段階では
300ミリだったのを
将来のメンテナンスと
通気性を勘案して
床下で作業が出来る
空間を確保しました
2017.09.04 レベリング完了
生コンを投入した
基礎立ち上げの上部は
完全な水平ではありません
これをモルタルで
水平に仕上げる作業を
天端(てんば)ならし
=レベリングと
いいます
セルフレベリングといって
粘性の低い専用モルタルを
型枠内部のレベルラインまで
流し込んで水平を出します
レベラーの強度は
生コンに比べて小さいので
厚さ10ミリ以下での
施工となります
2017.09.01 基礎立ち上げのコンクリ打設完了
基礎立ち上げと
浜縁+向拝階段に
生コン車17台
85リューベ
重さにして
195.5トンの
コンクリートが
打設されました
全体基礎ベースに
115リューベ
向拝基礎ベースに
25リューベ
今日の打設と総計して
225リューベの
生コンが
投入されました
1リューベ(m3)は
水なら1トン
コンクリートなら2.3トン
鉄筋コンクリートなら2.4トン
この本堂全体で
鉄筋の体積も概算すると
基礎の総重量は
約600トンになります
2017.08.31 型枠とアンカーボルト設置完了
本堂全体の
基礎立ち上げ型枠
浜縁の型枠
そして
アンカーボルト
226本の
設置が
完成しました
左は
向拝の
階段型枠
向拝柱の高さから
3段だけ登れば
本堂入り口の
土間に
上がれる
設定です
浜縁の
ダブル鉄筋と型枠
他にも
魚津さんでは初の
基礎内の換気用
通風口を多数設置
明日はいよいよ
コンクリ打設です
2017.08.30 木工事40%
本日
魚津建設
設計事務所の
二村所長より
工場での
彫刻作業の
様子が
届きました
左は
本堂内部
外陣と大間の間の
大虹梁(だいこうりょう)
右は
大間と土間の間の
大虹梁です
大虹梁は
約6メートル
本堂の中で
最も大きな材木
ケヤキ赤身の無垢材で
最上品質です
左は上下逆さまに
置かれています
2017.08.18 第3回材木検査
1月と4月に
弥富市の木材商
(株)カジウラさんへの
材木検査に続き
今回は
(株)魚津社寺工務店さんの
木材加工工場へ
伺いました
建設委員会の
委員32名中
20名が参加
魚津忠弘社長さんが
ご挨拶と
4加工場での
詳しい説明を
して頂きました
中澤棟梁
二村設計所所長
金山現場監督など
フルスタッフで
委員の様々な質問に
丁寧に応えて
下さいました
海老虹梁の
彫刻や
仕上がり具合を
チェックする
沓名昭二建設委員長
多くの大工さんが
キビキビ動く様子が
印象的でした
全員での
記念撮影
別件ですが
住職は
お寺の暖炉で燃やす
松材の薪が調達出来る
ことが判明して
上機嫌でした
2017.08.10 木工事32%
魚津建設
設計事務所の
二村所長より
工場での木材加工の
様子が届きました
左は
本堂軒の四隅に
設置される
化粧隅木の加工
左は
華部屋と後堂の
210ミリ角柱の
墨付け準備状況
11月の立柱式まで
木工事全行程の
約3分の1まで
進捗中です
2017.08.10 芳名板設置完了
今回の
本堂建設事業に対して
御懇志の協力を
して下さった方々の
芳名板設置作業が
行われました
建設委員会の
全委員32名参加で
午前8時〜正午まで
各組別に
綿密な準備のもと
掲示の作業が
続きました
総枚数約850枚が
完了したところ
総幅20メートルの
掲示枠には
銅葺の屋根が
取り付けられました
20年以上の耐久性
という声もチラホラ
2017.08.09 向拝基礎ベースのコンクリ打設完了
生コン25リューベが
投入されました
向拝部分のベース厚は
540ミリ
階段下の部分は当初
土盛りの予定でしたが
すべて生コンが
流し込まれました
外周400ミリ厚+中央250ミリ厚の
本堂基礎ベースと
一体構造となります
最終的な表面処理は
向拝土間部分は
モルタル仕上げ
階段と浜縁欄干(らんかん)下は
石張り仕上げとなります
向拝全体の様子
しばらく水をかけながら
養生します
向拝柱の位置
4ヶ所に
ステンレスの棒が
立っています
2017.08.05 向拝基礎の型枠完了
向拝(こうはい・ごはい)とは
本堂正面の屋根を
葺き下ろして
庇(ひさし)状にした部分
向拝柱2本が一般的ですが
4本の場合は
柱間が3ヶ所なので
三向拝(みつごはい)と呼ばれます
基礎ベースの
型枠が出来ました
ベース厚は
540ミリ
鉄筋が密集している部分は
向拝柱が4本立つので
特に強度が出る
構造になっています
2017.08.03 匠の技
本堂の大虹梁の両脇に
配置されるケヤキ材の虹梁
その裏側の
一般には見えないところに
節(ふし)が存在しました
ここに象嵌(ぞうがん)という
技法が使われています
象は「かたどる」
嵌は「はめる」と言う意味
上は施工前で下が施工後
画像処理で木目を強調しましたが
実物ではまったく
加工の跡が分かりません
埋木は「修復」であるのに対し
象嵌は「芸術」そのもの
節を縁として
ケヤキの木目美を表現する
中澤棟梁の心意気です
2017.08.03 木工事30%
魚津社寺工務店の
工場での木工事
木材加工状況の
様子が届きました
手前は向拝の
海老虹梁〔米ヒバ材〕
奥は
土間と大間の境の
大虹梁〔ケヤキ材〕
海老虹梁の
彫刻模様
海老虹梁とは
向拝柱と本屋の柱の
間を繋ぐ
曲がりのある水平材のこと
写真は上下逆さまに
置かれています
2017.08.02 向拝基礎の配筋完了
本堂正面
向拝前階段
150ミリ厚C-40+砕石を
転圧した上に
防湿フィルムを張り
50ミリ捨てコン
墨出しをして
配筋が完了しました
向拝には
4本の向拝柱が立つので
直下に柱状改良の柱が
設置されています
型枠取付の後
お盆前にベースの
コンクリート打設が
行われます
2017.07.31 芳名板枠完成
地元の
早川建設さんに
依頼していた
芳名板を設置する
木枠掲示板が
完成しました
鐘楼を囲んだ
L字型になりました
1枚の芳名板は
幅75ミリ×長さ450ミリ
総数約850枚
掲示板の総幅は
20メートル
芳名板の作成と
記載内容・掲示順の
確認作業も進行中
2017.07.29 基礎立ち上げ型枠工事完了
外周400ミリ厚
中央250ミリ厚
ダブル配筋の
ベース上に
立ち上げ部分の
基礎型枠工事が
ほぼ終了しました
コンクリ打設は
お盆前の予定でしたが
浜縁の部分も
同時一体打設に
するため
最終打設は
お盆明けの工事に
なります
2017.07.25 第27回建設委員会 〔基礎工事 木工事詳細・志納者芳名板〕
2017.07.25 木工事25%
本堂建設事業は
建設現場での工事とは別に
魚津社寺工務店の工場での
木工事が
平行して行われています
8月18日に
拙寺建設委員会として
材木検査を兼ねて
工場見学に行きます
それに先立ち
建設委員会の技術顧問で
宮大工のご経験も持つ
石川博氏〈写真右〉が
定期的に工場に入り
技術指導を
されています
左は拙寺本堂担当の
中澤棟梁
写真上は
本堂向拝の
海老虹梁(えびこうりょう)
4本使用
写真下は
大虹梁(だいこうりょう)の
両脇に配置される
虹梁(こうりょう)
2本使用
2017.07.21 基礎ベースのコンクリ打設完了
この日の未明
午前3時頃に
にわか雨があって
カラカラに乾いていた
捨てコン表面がしっとり
コンクリ打設に
最適な状態になりました
天からの応援かも
生コン車23台
115リューベ
約265トンの
コンクリートが
投入されました
これから4日間
養生の後
次の工程に入ります
1リューベ(m3)は
水なら1トン
コンクリートなら2.3トン
鉄筋コンクリートなら2.4トン
この本堂の基礎は
鉄筋の体積を概算すると
ベースだけの総重量は
約300トンになります
2017.07.19 建設現場見学会
コンクリート打設を
2日後に控え
鉄筋の全貌が見える
今の壮観な状態を
建設委員に見てもらいたいと
神谷造営部長の発案で
現場見学会が
開催されました
委員長あいさつの後
石川技術顧問より
概要と技術的説明を
していただき
金山現場監督も加わり
現地に出て
実地見学が
行われました
外周400ミリ厚
中央250ミリ厚の
二重配筋ベースと
850ミリ高の
立ち上がり壁で
完全一体化した
基礎プレートが
出来上がります
2017.07.14 鉄筋配筋・型枠作業完了
11日より
鉄筋の配筋と
型枠取付作業が
始まりました
配筋ピッチ200ミリ
基礎ベース厚250ミリ
30階の建物が建つほどの
強度になるそうです
柱状土壌改良の
コンクリ柱が
頭出しされた
本堂外周は
地面に食い込む
基礎形状
この部分の基礎厚は
400ミリ
21日に
コンクリート打設を
行います
立ち上がりを除く
ベースだけで
100リューベ以上
=約230トン以上の
コンクリートを打ちます
大型生コン車は
1台5リューベの
コンクリートを運ぶので
1日で20台以上の
生コン車が
やってきます
いよいよ
基礎の形が見えてきます
2017.07.07 捨てコン完了
柱状土壌改良 +
150ミリ厚C-40と砕石 +
防湿フィルム +
50ミリ厚捨てコンの
工事が完了しました
ここまでは土壌工事であり
本堂の建築構造物では
ありません
昭和20年の三河大地震で
当時の本堂が倒壊しているので
現在考え得る
できる限りの土壌工事を
施したことになります
来週からいよいよ
鉄筋配筋や型枠などの
基礎工事が始まります
2017.06.29 第26回建設委員会 〔基礎工事 木工事詳細・志納者芳名板〕
2017.05.25 御本尊がお帰りになりました
京仏師の
佐川中定師に
御修復を
お願いしていた
本龍寺御本尊
阿弥陀如来さまが
お戻りに
なりました
昨年9月末の
御本尊動座式以来
約8ヶ月ぶりの
お帰りです
京仏師の
佐川中定師による
御修復でした
合わせて
修復された
御台座と後光
仕様は
本漆塗り替え
総純金箔押
蓮弁緑青岩絵具
本堂が
完成するまでの
あと1年6ヶ月の間
仮御堂である
同朋会館に
安置され
我々を
見守って下さいます
一昨日の連絡で
急きょ
御本尊のお帰りが
決まったので
入仏法要は
建設委員会幹部と
責役総代の
身内で勤めました
読経
焼香
建設委員会委員長の
挨拶
住職から
御修復の
作業内容の説明が
ありました
仮御堂の
同朋会館お内仏では
御本尊の
阿弥陀さまを
すぐ間近で
ご覧になれます
貴重なこの期間に
ぜひお参り下さい
2017.05.20 地盤工事・捨てコン
柱状土壌改良で
直径1m、深さ8mの
コンクリ柱を
土中に
連続して造成し
本堂外周には
連壁のように
配置してあります
C-40コンクリと
砕石で
本堂外周を
150ミリ厚で
転圧完了
ここが
設計GL+-0
となります
その上に
厚さ0.15ミリの
防湿フィルムを
敷きつめます
本堂の
外回り一周
グルリと
防湿フィルムが
敷かれたところ
フィルムの上に
捨てコンを施工
ただまだ
この部分は
基礎下の構造体
であって
建造物では
ありません
現代建築の
耐震の考え方は
地中を含めた
下部構造体と
基礎部分は
接合しないのが
一般的
なのだそうです
強大な
地震エネルギーが
加わった時に
たとえ数ミリでも
地中構造体と
基礎部分が
ずれたりして
動くことができれば
本堂本体への
地震エネルギーは
4分の1以下にまで
弱まるのだそうです
本堂1周分の
捨てコンが
完了しました
2017.05.19 第25回建設委員会 〔基礎工事詳細・志納者芳名板〕
2017.05.15 地盤工事を開始
いよいよ
地盤工事が
始まりました
再測量
丁張り
柱状土壌改良の
頭出し
本堂外周の
連壁になった
コンクリ柱の
頭出しを
行っているところ
その上に
混じり気のない
C-40と砕石を
混合して
転圧します
ローラー転圧機で
厚さ
150ミリの
コンクリ層を
造成していきます
2017.05.10 柱状地盤改良のサンプル圧縮試験結果
柱状地盤改良の
品質を確認するため
サンプルコアを採取し
一軸圧縮試験を実施
供試体は
直径5センチ、長さ10センチで
2カ所6本の
強度試験を実施
目標強度は0.9N/mm2
これは角砂糖の大きさで
9sの重さに耐える強度
試験結果は
6本平均で6.1N/mm2
つまり角砂糖の大きさで
60s以上の重さに耐えうる
強度があると判明しました
2017.04.21 第24回建設委員会 〔平成28年度会計報告・志納者芳名板〕
2017.04.05 第2回材木検査
1月25日に続き
新本堂に使用する
木材検査に行きました
今回は左図の
赤色=ケヤキの柱と虹梁
黄色=ヒノキの柱の
検査です
まず
市内花ノ木町の
南明治八幡社を
見学させて
頂きました
区画整理に伴う
社務所の
新築工事中
設計監理を
拙寺建設委員会
技術顧問である
石川博氏が
勤めておられます
木材や建築資材
建設工法等について
細かく解説
して頂きました
弥富市の
木材商
(株)カジウラ
西部営業所
ズラリと並んだ
吉野ヒノキ
無節の
尺角柱が
24本
とても綺麗で
陽の光に
輝いていました
こちらは
長さ約9m
八角に
成形された
ケヤキの柱材
すべて赤身で
とても良質な
無節材でした
ここから
直径450ミリの
丸柱を
作ります
9本並んだ
ものの中から
良いもの
6本を
選びます
最後に
ケヤキの
虹梁材
無節の
最高品質
でした
左から
2本目が
大虹梁に
なります
魚津社寺工務店の
源二会長さんに
二村設計主任
中澤棟梁と
金山現場監督も
立ち会って
下さいました
2017.03.16 柱状地盤改良終了
柱状地盤改良という
直径1m、深さ8mの
コンクリート柱を
181本
地中に造成する
工事が完了しました
1日最大
15本のペースで
約2週間の
作業でした
参道から30センチ低かった
建設現場が
ほぼ参道の高さと
同じくらいに埋まりました
柱状地盤改良の上の
セメントが混じった
改良土にRCを混ぜて
厚さ350〜400ミリの
プレートにします
その上にシートを挟んで
厚さ250ミリの
鉄筋コンクリプレートを
構成します
最西端の
コンクリート柱の表面
柱状地盤改良で連壁が
作られていることが
よく分かります
南側から
見たところ
ここが
本堂の
西側の壁になります
2017.03.14 第23回建設委員会 〔工事内容の詳細・御本尊所見報告〕
2017.03.01 柱状地盤改良を開始
いよいよ
地盤改良工事が
始まりました
地中に
直径1m、深さ8mの
コンクリート柱を
造成します
右は水槽タンク
左はミキサー
セメント系固化材〔粉体〕を
水と混ぜて
低圧ポンプで
地盤に注入します
掘削機の
先端に取り付けられた
攪拌(かくはん)翼によって
土壌と混合攪拌して
化学的に固化させ
セメント柱を成柱します
セメント系固化材が
入った袋
この袋1.7個=1.7トンで
1本の地中柱が
出来上がります
作業中の掘削機
隙間なく
柱が壁状になるよう
セメント柱を
181本
作ります
成柱されたばかりの
セメント柱
強度が出るまで約2日
その間に
整地して
頭部の高さを
揃えます
土壌改良と基礎工事は9月末まで、約7ヶ月続きます
2017.02.24 工事用ガードフェンス・建築工事標識の設置
昨年暮れから
表面上何も
変化がなかった
建設予定地に
工事用フェンスが
設置されました
施工していた
魚津社寺工務店の
職人さん方が
一日で作業が完了して
自分たちも
「感激してます」と
笑っておられました
フェンスの正面には
完成予想図と
建設工事標識が
掲げられました
いよいよ
3月1日から
柱状地盤改良に向けて
掘削機械などが
出入りするようになります
2017.02.23 現地測量
同朋会館の
鉄骨柱を起点に
本堂位置の
最終測量が
行われました
柱状地盤改良の
位置決め杭が
180本以上
打ち込まれました
2017.02.13 第22回建設委員会 〔建設計画の詳細・稚児行列実施計画〕
2017.02.10 「建築基準法第6条の2第1項規定による確認済証」発行
〈第 愛建2017建築確認00202 号〉
2017.01.25 第1回材木検査 《 (株)カジウラ 西部営業所 〜弥富市〜 》
2017.01.18 第21回建設委員会 〔建設計画の詳細・懇志金の領収証発行〕
「建設委員会だよりE」
発行
2016.12.28 地盤工事の完了
本堂周りの
全ての擁壁が
撤去され
本堂建設予定地が
参道の高さ
マイナス30センチの
レベルで
整地されました
鉄板で覆われていた
参道の石畳が
3ヶ月ぶりに
顔を出しました
建設行程の一部を
追加工事して頂いた
解体業者・立希さんの
仕事が完了しました
2016.12.16 擁壁の撤去
境内の西側と
南側の一部
建設予定地と
境内墓地との
境界にあった
土留めの壁を
撤去しました
削り取った後の
土壌の高さは
参道マイナス30センチ
墓地の G.L.より
1m以上も
低くなりました
柱状改良工法により
コンクリートと
土砂が混ざった
大量のミルクが
排出されます
通常は廃棄されるそれを
ここに敷き詰める
新しい工法を採用します
2016.12.08
本堂建設起工式
本堂建設起工式〈地鎮式〉
2016.12.07 大発見!
トイレ解体工事を終えて
地盤すき取り工事が
再開しました
年明けから始まる
地盤改良=柱状改良に備え
建設予定地のレベルを
参道マイナス30センチまで
土壌をすき取ります
上の写真の白ロープは
新本堂の位置
左写真は
西側から見たところ
墓地との境界擁壁から
新しい本堂の高さが
いかに低く設定されているか
よく分かります
ここで重大発見!
何かが大量に焼け焦げた
灰の地層が出てきました
明治35年1月13日
本堂が火災により烏有に帰したと
記録に残っています
小川橋の向こうから
火柱が見えたとか
この灰の層は
その大火災跡だということが
判明しました
慶長年間に
入母屋流造向拝付六間四面
総欅材造の本堂が
たしかにここに存在したことが
証明されたのです
本堂跡地の
中央あたりには
少し高い位置に
わずかながら
灰の層が確認されました
土盛りされた上に
本堂が建っていたことも
確認されました
2016.11.30 トイレ解体工事
本堂と
同朋会館の間に
女性用×3
男性用×2の
トイレがあります
これを解体しないと
新しい本堂が
建設できません
しかし
参詣者用トイレがないと
お寺の行事が
開催できません
そこで
同朋会館西に
トイレを新設する
ことになりました
新しいトイレは
設計施工された方が
「日本一」と
胸を張る出来映え
これが報恩講寸前に
使用できるようになったので
急いで旧トイレの
解体工事が
行われました
2016.11.16 第20回建設委員会 〔建設起工式・志納者芳名掲示板〕
2016.10.14 第19回建設委員会 〔同朋会館改修工事・建設起工式〕
本堂解体完了
とうとう
本堂が更地になって
しまいました
瓦下の土と
土壁の土だけで
2〜3mもの高さに
なりました
解体中
和泉の人が
入れ替わり立ち替わり
見守りに来ては
昔の思い出を
語ってくれました
「ワシがあの土を足でこねただよ」
一時代、ありがとうございました
2016.10.10
「建設委員会だよりD」
発行
建物解体始まる
今日から重機による
本堂本体の
解体作業です
再利用する柱や梁は
慎重に取り外して
別にしておきます
この本堂は
三河地震で倒壊した
9間四面の前本堂の
部材を再利用して
手作りされた
仮御堂でした
震災で壊滅して
自分の住む
まともな家がない時分に
村中が力を合わせて
作って下さったことが
材木の組み具合から
垣間見られて
涙が出ました
2016.10.07 屋根瓦の撤去
解体業者の従業員が
屋根に登って
1枚1枚手作業で
屋根瓦を
下に落とします
6人が一日中
屋根の上で
作業していて
2日がかりで
すべての瓦を
撤去します
2016.10.06 いよいよ本堂解体工事が始まる
まず本堂前の
天水鉢を移動しました
安永〔1772〜1780〕年間のもので
明治35年1月の
本堂大火災にも遭っており
熱で焦げた跡が残っています
本堂前の
石階段を撤去して
コンクリートが
剥がされました
明日からいよいよ
屋根瓦を
取り除く工事が
始まります
2016.10.05 喚鐘
本堂の軒下と後堂に
釣り下げられていた喚鐘2つ
軒下の喚鐘〔右〕は
昭和29年のもの
後堂の喚鐘は
なんと元禄11〔1698〕年
今から318年前のもの!
赤穂浪士の討ち入りが
元禄15年なので
歴史の事実の重さを
感じます
2016.10.01 本堂解体の下準備
参道に
鉄板が敷かれ
本堂周りに
足場が組まれました
いよいよ
10月6日から
解体作業が始まります
2016.09.27 本堂内陣の仏具搬出
内陣の仏具は
基本的には修復して
全て再利用します
お世話いただくのは
京都の
株式会社 若林佛具製作所さん
です
24日の動座式で
同朋会館へお移りいただいた
御本尊も
京都へご移動いただいて
京仏師の佐川中定師によって
御修復されます
約半年後に再度
同朋会館へお戻りになります
2016.09.24
本堂感謝法要・御本尊動座式
2016.09.04 第18回建設委員会 〔感謝法要・動座式・内陣修復費〕
本堂感謝法要・御本尊動座式 案内
2016.08.24 第17回建設委員会 〔同朋会館トイレ工事・動座式〕
「建設委員会だよりC」
発行
2016.08.03 第16回建設委員会 〔町外募財業務・動座式〕
2016.07.25 同朋会館感謝法要
2016.07.16
大感謝法要・本堂建設事業事始め式
2016.07.08 第15回建設委員会 〔大感謝法要・同朋会館改修工事〕
大感謝法要 案内
2016.06.26 岡崎市筒針地区 本堂建設内容説明会
2016.06.25
「建設委員会だよりB」
発行 〈『聞』第63号内〉
2016.06.18 桜井町下谷地区 本堂建設内容説明会
2016.06.04 桜井町中開道地区 本堂建設内容説明会
2016.06.03 第14回建設委員会 〔工事行程表・新本堂平面図・関係法令〕
2016.05.29 桜井町印内地区 本堂建設内容説明会
2016.05.25 第13回建設委員会 〔募財業務・町外檀家説明会〕
「建設委員会だよりA
P.2」
発行
2016.05.11 第12回建設委員会 〔募財業務・佛具修復業者〕
内陣修復業者を「若林佛具製作所」に満場一致で決定
和泉町内の募財開始
2016.04.27 第11回建設委員会 〔募財業務〕
「建設委員会だより@」
発行
2016.04.20 第10回建設委員会 〔募財業務〕
2016.04.12 第9回建設委員会 〔業者選定〕
建設業者を「魚津社寺工務店」様に満場一致で決定
魚津社寺工務店建設案
2016.04.02 第8回建設委員会 〔建設案提案会=建設業者プレゼン〕
中村社寺様・魚津社寺工務店様・亀山建設様
2016.03.16 第7回建設委員会 〔広報活動・募財業務〕
解体業者を「有限会社 立希」に満場一致で決定
2016.03.02 第3回本堂建設内容説明会 85名参加
2016.02.27 第2回本堂建設内容説明会 95名参加
2016.02.24
第1回本堂建設内容説明会
85名参加
2016.02.17 建設業者へ現場説明会
提案要綱
2016.02.12 第6回建設委員会 〔内容説明会・現場説明会・解体業者選定方法〕
2016.01.21 第5回建設委員会 〔事業スケジュール・建設業者選定方法〕
2016.01.17
建設趣意書
公布
2016.01.14 第4回建設委員会 〔新本堂の規模・間取り・建設費・趣意書〕
2015.12.21 本堂見学会 上重原 萬福寺様
2015.11.13 第3回建設委員会 〔顧問決定・委員の役割・業者情報〕
2015.10.30 第2回建設委員会 〔組織・役員の決定〕
2015.10.20 本堂見学会 東幡豆 祐正寺様 鷲塚 蓮成寺様
2015.10.10 和泉町内の各組から組代表として委員が選出され
「本龍寺本堂建設委員会」設立
「本堂建設委員会規約」
公布
2015.07.24 和泉町内会の組長集会で本堂再建の協力要請
2015.03.01〜22 和泉町の全組集会で本堂再建の意向説明
2015.02.04 「本堂再建意向書」公表
2015.01.10 「本堂再建発起人会」発足
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